時代は変わりつつあるのか

 相場の歴史において、個人投資家というのはいつも負け組みに入っている事が多く、例え上手く行っていたとしても最後は大きくやられるというパターンが殆どでありましたので、個人投資家の動向は常にチェックしてきましたし、その心理も出来るだけ読み取るように努力してきました。これは、単に売ったか?とか、買ったか?というレベルの話ではなく、その相場においてどんな反応をしているかというものを読み取らねばならないのですが、ここ最近の個人投資家の動向がやけに賢くなってきた様に感じるのです。

 例えば現在の為替に対する個人の動向ですが、円高ドル安懸念が大きいと見て、個人がドルを大量に売っているのです。1ドル84円まで円高になり、その後急速に戻して92円近くまで円安になったと言うのにです。たまたま私の見立てと同じ方向だからなのかもしれませんが、今までの個人投資家の動きからはちょっと想像出来ないと言うのが率直な感想です。 → ranking

 また、株についてもなのですが、意外とまともな判断を下しているのです。相手が過剰流動性である為、そのまともな判断がクビを締めているのかもしれませんが、判断自体は間違いではないと感じるのです。それは、自分の相場観が曲がったのか?と思うほどのものであります。

 私はネットの発達によって個人投資家の考え方も多様化し、的確な判断が下せるようになった人が増えたのではなかろうか?という見方をしているのですが、相場というのは誰もが思う方向には動かないというのは今も昔も変わらないのです。どんなに上昇する相場で有っても、売り手が居なければ売買は成立しないのです。上昇がそこまでと思うからこそ売りが出るわけであって、売りがなければ相場は成立しないのです。 → ranking

 未だ何処まで個人が賢くなったのか?それともたまたまそう見えているだけなのか?それとも私が曲がっているだけなのか?これは現時点では何とも言えないところであるのですが、変化してきているように見える主体別投資動向を更に観察し、研究して行く必要があるように思います。

 単に個人は負け組みではなくなった!そんな時代になれば、こんな閉塞感の強い相場もまた変化して行くのかもしれません。昔の様にとは言いませんが、昔の相場はもっと夢や希望があり、多くのドラマがあったのです。業績を無視した先物相場・・・。こんなものは市場を腐らせるだけではないでしょうか。そこに先物があるから売買の対象としておりますが、なければないなりに何とかして行くのです。 → ranking

 悪い変化はこれ以上要りませんが、良い変化であるならば大歓迎であります。個人が外資や年金よりも売買が上手くなる!そんな時代が来たら嬉しいですね!そして、そんな時代が来た時に自分もその中に入っていられれば嬉しいです。並の努力ではそうは行かないだろうと思いますし、やっぱり外資も年金も強敵でありますからね・・・。

 時代は変わりつつあるように思いますが、本当の変化はまだまだ先なのかも知れません。変わってきたな・・・とは思いますが、投資スタンスを大きく変えなくてはならない程の変化までは感じておりません。

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