インサイダーはずるい?

 今朝の日経新聞一面トップの記事ですが、銀行の新資本規制延期と言うものがあります。一言で言えば資本増強をしなくても良いと言う話しであり、資本増強を嫌気して売られていた銀行株に取っては最高の買い材料という事になりますし、銀行株の上昇は相場全体を押し上げる効果もありますので、これは本当に大きい材料かと思いますが、今回もインサイダー疑惑の売買は繰り返されていた様に見えます。

 先日の9100円割れまで売られた日経平均株価ですが、その下げの速度を上回る急激な上昇であっという間に1万円を回復したのは皆様の記憶にも新しい事でしょう。そして、その買いの主体は外資であり、その買い越し規模は6000億円に達していたのです。一週間で6000億円です!これ程の買い越し私の記憶には有りませんし、この上昇は異様そのものでありました。そして、その間に個人は5000億円売り越したのですが、1000億であの上昇は納得行きませんし、おそらくは想像でありますが年金も買い越ししていたのではないでしょうか・・・。 → ranking

 この材料の性質から言って、突然決まったはずも無く、何週間も協議され、何日も前から何時発表するかが話し合われていたはずですので、これが外資や、もしかしたら年金運用者の方へ伝わって・・・と考えるのが自然でしょう。そして、それが下がって当たり前の状況の株価を急反転させたと考えても良いはずです。何て汚いのだろうか!結局インサイダーじゃないか!と怒る方も多いかと思いますが、私は別に怒ったりはしません。インサイダーを防ごうなどという方が間違いであり、周りはそれを利用して行動すると言う方が極自然なのです。

 今回、売り主体だった私の先物ポジションでしたが、外資6000億円の買い越しのデータを見て、これは何かが起こると確信し、とりあえず先物のポジションを両建てとして様子を見ることとしました。先高感あるなら買いに入る局面ですが、基本的に先高感はないので、両建てでポジションニュートラルとするのが最も適切と判断したのです。そして、今日のこの材料です。暴騰こそしておりませんが、目先相場を強含みにするには十分な材料であります。両建てによる危機回避は成功という事になるでしょう。 → ranking

 後は何処で売りなおすのか?という事になるのですが、これもまた外資等を観察しながらという事になりますが、これを探るのがまた楽しいのです。私の投資手法の中に危機回避法という物があるのですが、これはインサイダーで動いている所の動きを察知して相場を読んでいると言っても過言ではありませんので、実はインサイダーが完全に取り締まられると、結局は私自身が危機を回避できなくなるのです。

 インサイダーを汚い!と思うか?それとも、羨ましいと思いつつも、それを自身の投資へ生かそうと思うか?この差は非常に大きな成績の差となって返って来る事ではないでしょうか。先行きなんて何が起こるか分からないのですが、神経を研ぎ澄ませれば、見えない何かが見えたりするものです。それでも神にはなれませんので、絶対という事はないのですけど、読み通りの何かが起こった時の興奮は私にとって最高の喜びであります。そして、それが直接利益につながれば、それはもう至福の喜びという事になります。 → ranking

 なかなか全て思い通りには行かないのも事実ですが、神が許してくれている限りは、これからも私は相場の世界で生き続けて行きたいと思っております。

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