GDP大幅下方修正

 昨日、年率換算で4.8%増と報じられていた日本のGDPが、実は1.3%増であったと元々の市場予測の数値付近へと下方修正されました。年率換算でありますので、実際の数値はその四分の一なのですが、この差はかなり大きなものであるように思います。大変大きなミスだと思うのですが、どうも相場の反応は鈍いですし、世の中での扱いは小さいように思います。いったいこれはどういう事なのでしょうか。

 まず、相場の反応の方ですが、そもそも今回の急激な株価上昇の背景には、年率換算でGDPが4.8%増になったという材料があったのです。確かにこれだけを材料に買ったわけではないですし、買ったというよりは買戻しさせられた相場でありますので、売り方がこの材料で踏まされたと言っても良く、本当に迷惑な話であるのです。計算間違いだか何だか知りませんが、この材料で大損させられた投資家も多かったのではないでしょうか。 → ranking

 実際、ここ一週間で株価が1000円以上も値上がりしたのですが、信用買い残は伸びていないのです。材料で買われたというよりも、材料で買い戻しさせられたと見るべきなのでありましょう。一言の謝罪で済むような軽い事件ではないと思うのですが、売りで儲けようなどという考えが悪いという考えでも持っているでしょうし、売り方はいくら声を大きくしてもその声は届かないといったところでしょうか。

 また、昨日の朝の話ですが、この材料が伝えられる前に算出されていたCMEの値段に対し、先物が割り込む場面は見られませんでした・・・。という事は、これだけの下方修正が折込済みという事でしょうか!?一般的に見たならば、おそらくは折込済みと言う形で考える人が多いかと思うのですが、私は単に即座の反応がなかったと言うだけであり、今後ボディーブローの様に効いてくる材料かと思ってみております。全ての材料が即座に消化されるわけではなく、時として人を惑わせるような反応もあるという事を認識しておくべきでありましょう。 → ranking

 次にマスコミの扱いですが、これもまた扱いが小さいのですよね・・・。くだらないニュースを放送する時間が有ったら、こんなに酷い下方修正を出した政府をもっと批判するなり、代替案を出すなり、とにかく役に立つ報道をするようにしてもらいたいものです。それとも、何か狙いがあるのでしょうかね・・・。

 明日はMSQであるのですが、これだけが原因とは言いませんが、相当踏まれた外資も多く存在しておりますし、どうにもならない分を明日までに決済してくると思いますので、しばし強含みかもしれませんが、一巡後は動くべき方向へ動いていくのではないでしょうか。 → ranking

 ただ、これだけ酷い踏み上げはあったのですが、じっとチャンスを待っている外資も居りますしね・・・。信念と資金力のある所はこの程度ではへこたれないのは分かっているつもりですが、どうもこうなる事は知っていたか、それとも予測していただけなのかは分かりませんが、とにかく強い所は勝つ勝負をする事が多いというのも事実です。強い所の動きを観察する事もまた、相場で勝つために必要なことではないでしょうか。

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