円高対策!?

 現在、高値からは回復しているものの、依然として多くの企業が設定している為替レートよりも円高になっておりますが、その主因を良く理解している人は少ないように思います。日本企業の業績は悪化の一途であるのに、どうして円高になるのか?とか、普通は景気が悪くなるのであれば円安になるだろう?という質問も多く受けます。常識的にはそうですし、教科書にもそう書いてある事でしょう。景気が悪ければ円は売られるのが当たり前なのですが、何せそれは相手が有っての話であり、相手が自分以上に悪ければ、いくら自分の方の景気が悪くてもダメなのです。物事は単純に自分だけの事を考えれば良いと言うわけではないのです。

 今起こっている円高は、米の財政状況が危機的状況に至っているという事に起因しており、日本の景気が良いから円高になっているわけではないのは誰にでも分かる事ですが、この酷い日本を上回る酷さが米にはあるという事なのです。確かに米の株価は上昇しており、一見景気が回復基調なのか!?などと思ったりもするかもしれませんが、欧米も中国も巨額の財政出動で株価を支えているに過ぎないのです。とにかく安心してカネを使わせようと出口の話が何度も出て来るのですが、どこもかしこも失業率は一向に改善せずの状況でありますし、これでは消費も伸びようがないというのが現状ではないでしょうか。失業率は悪化の速度が緩くなるとしても、まだまだ底打ちは遠いはずです。 → ranking

 そして、日本の話ですが、GDPが500兆円で、デフレ率が8%という事を考えると、40兆円分の品物が過剰に供給されているという事に成るのです。この分の生産を調整するだけの雇用と生産が減るか、雇用と消費が増えるか、という事を考えるならば、その分の雇用と生産が減ると考える方が自然であります。本来ならば政治が後者のほうになるように主導して行かなくてはならないはずなのですが、現政権を見る限りは難しそうであります。

 今の政府に出来る最大の円高対策は、実は出来るだけバカをやって、海外を呆れさせる事なのです。おそらく、確信犯だと思いますが、確かにこれは効果的であります。ドルを買うよりもよほど為替に影響しますしね・・・。本当はもっとスマートに雇用と消費が伸びるような施策を!という願いではあるのですが、どう見てもこの面子ではバカをやり続けるしかない様に思います。 → ranking

 まあ、自民であれ民主であれ、どの道崩壊の道から逃れる事は出来ないでしょうから、そのプロセスはどうであろうとも大差はないのです。ただ、せめて気持ちよく生きたいですし、生き方としては武士のようにありたいと願っておりますので、今のやり方には反対ですけどね・・・。しかし、今はこれを受け入れる他はなく・・・と言った苦しい状況であります。

 現在、社民党とか国民新党が少人数でありながら、政権の維持に必要な過半数を確保するために必要だという事で、意見を聞かないわけには行かない状態になっているのですが、コバンザメはコバンザメらしくおこぼれをもらっているべきではないでしょうか。民主党のバカさ加減を演出する手伝いなのかも知れませんけど、見ていて気持ちのよいものではありません。 → ranking

 そもそもの話ですが、本当に国民のためになる法案ばかりだとするならば、共産党だって自民党だって賛成するのではないでしょうか?結局は無茶な事をやろうとするから過半数が必要なのでしょう。それと、私は公明党は好ましい政党とは思っておりませんが、円滑に政治をやりたいと思うならば、公明党と連立を組めば良いのではないでしょうか。彼らの方が社民党の100倍はマシでしょうし、国民新党の200倍はまともでしょう。少なくとも郵政を再度国有化するなどという話は出てこなくなると思いますし、普天間問題も年内に解決するのではないでしょうか。 → ranking

 いったい何が国益なのか?政治家は真剣にこれを考えてくれないと、先にあるのは予想通りの地獄だけという事になるでしょう。余裕があるのであれば、もう少し考える時間を与えても良いのですが、今の経済に余裕などという言葉は何処にもないのです。どうせ誰かは泣かなくてはならないのが資本主義であり、民主主義であります。未来の子らのために英断を!ぼやーっとしている場合ではありません!

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