円高ニュースがいっぱいだ!

 今日は日経新聞の一面は半分以上を使ってこの円高についての記事となっておりますし、他紙も大きな扱いになっている様ですし、一般のニュースも昨夜から円高についてのニュースを多く目にしております。今年の春につけた87円15銭を割り込んだ事により、この状態に対する注目度が上がったのだろうとは思うのですが、こうなるだろうという事は随分前から読めていた事でありますし、覚悟していて当然の事であるはずなのです。

 また、評論家のコメントを見たり聞いたりしていると、本当にがっかりさせられるものばかりであり、貴方はいつから為替や株の売買をやっているの?と聞きたくなるようなものばかりでありました。おそらくは実戦売買などした事もなく、机上の理論的なレベルと言った感じでしょうか。おそらく、現場で戦っている人達はそんなコメントは出さないだろうし、少なくとも成功している人達はそんな考えは持たないだろうというものが多くありました。 → ranking

 いくつかの愚かなコメントの内、特に気になったのが「円相場が14年前の水準に!」というものでした。まあ、確かに単純に値段はその水準ですから、数字的にはなんの間違いもないわけですが、14年前と今の経済状況の差を解説する事無く、単にそういう数字を出して解説するのはいかがなものでしょうか。14年前はバブル崩壊後の経済ではありましたが、まだまだ活力がある状態であり、バブルが崩壊したのは日本だけの話であり、世界には日本の製品を買う余力があった時代なのです。それに比べて今の円高というのは、何度も申し上げてきている通り、ドルが弱すぎる為の円高なのです。日本と米どっちが悪い?という比で求められた答えとして出てきているに過ぎないのです。

 また、長期金利が相対的に高くなった日本に対し、ゼロ金利のドルを借りて円を買う動きが・・・というものもありました。確かにそれは嘘ではないと思いますが、今の円高要因のせいぜい5%程度の話ではないかと見ております。正確にはわからないのですが、その程度の話だと思います。そんな些細なものを、これが原因だ!的な報道にしてしまうのですから、マスコミの対応には本当にあきれ返ってしまいます。 → ranking

 最初からマスコミのニュースには期待しておりませんし、私は出て来るニュースによって皆がどう反応するかを予測して投資活動をしているので、どんなに呆れる報道をされても問題はないのですが、やっぱり少し寂しい感じはします。まあ、マスコミが皆優秀な報道をしていたら、私の存在意義は低下してしまいますけどね・・・。

 さて、この円高でありますが、放っておいたらとんでもない事になると見ております。色々と仕掛けは進んでおりますし、まあ、今の政府にこの流れを止める力はないでしょうね・・・。しかし、私が連日最低だとこき下ろしている亀井氏ですが、彼位破天荒というか、常識破りの政治家の力があれば、もしかしたらこの窮地を脱せるかもしれません。今のままでは単に迷惑で邪魔な存在でしかないわけですがね・・・。 → ranking

 以下は亀井氏が活躍する可能性があるシナリオです。

 現在、自治体等も含めて多くの日本のお金が為替をベースにした仕組み債を購入したりしているのですが、そのいずれも円安を条件にしたものが中心であり、円高になればノックインという事になり、大変大きな損失を被る結果になるものが多数存在します。誰もが円高など有り得ないという判断であったと思うのですが、実際にはこの有様です。そして、このノックインが実現してしまうと、日本は本当に大変な事になってしまうのです。 → ranking

 そこで、亀井氏の出番なのですが、この仕組み債がノックインしてしまう前に、「こんな物はけしからん!解約だ!」と、怒りを露にするのです。そして、違約金で決着を付けて多額の損失が出ないように話をつけるのです。そうなれば売りたたきでノックインを狙っているヘッジファンドの行動が抑制出来ますし、少しは経済を助ける事が出来ると思います。

 ただ、日経平均連動の仕組み債も多数組まれており、為替だけではなくそっちの方でも同じ様に騒ぎ立てなくてはならないですけどね・・・。そして、そんなことをすれば、大量に抱えている米国債を、モラトリアムでお願いしますと米に言われたならば、おそらくは断れない事でしょう。 → ranking

 あえて亀井氏を使うシナリオを考えて見ましたが、本当は藤井氏が頑張らなくてはならない所なのですよね・・・。何故に爺様に日本の未来を託さなくてはならんのか・・・。そもそもここに大きな間違いがありますので、日本がこの窮地から脱する事が出来る可能性は極めて低いと見るべきなのかもしれません。

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