出遅れ?それとも日本売り?

世界中の殆どの株価が上昇する中で、日本株だけが下がり続けております。特に鳩山政権発足以降はその傾向が強くなっており、政権への不信感がそうさせていると考えるのが自然でありましょう。この株価の低迷は政治へ対するメッセージであり、政治家はこれを重く受け止めなくてはならないと言ったところでありましょう。

 ただ、確かに政治は悪い状態でありますが、無茶をしているのは株価が上昇している他の国々の方であります。日本は政治がしっかりしていないが故に何も出来ないのかもしれませんが、お金が無いのだから無駄な事はしないと言う考えは非常に良いことだと思います。まあ、その無駄の削り方には相当問題があるように見えますがね・・・。細かい無駄を見つけるのも必要なこととは思いますが、もっと根本的な構造の改革をしなくては何の意味もないのです。そもそも大した仕事もせずに税金から年間1000万円を超えるような報酬をもらっている人間が山ほど居るのです。その一人一人を見つけて吊るし上げるのではなく、一律報酬の上限を決める等の措置が必要なはずなのです。テレビ的に見た目は良いのですけど、今一番必要なこととは思いません。 → ranking

 こうした政治への不信が日本売りと言う形を生み出しているのも確かなのですが、そもそもそれ以前の株価を支えていた年金資金が政権交代のころから売りに回っているというのも非常に大きく影響している事の様に思います。政権が交代したのだから年金の運用方針も変わるという事なのかもしれませんが、リーマンショックから株価が立ち直ってくる過程で活躍していたのは紛れもなく年金の買いでありました。そして、日経平均が一万円を回復しても売る気配を見せず、外資もまたその買いに乗じて日本株を買って居りました。

 しかし、政権交代辺りから年金は売りを継続しており、外資もまたその行動を見てなのかは分かりませんが、すっかり売り優勢という形になっております。一時は売る気なしに見えたのですがね・・・。とりあえず、この年金資金が次はどこで買いにくるのか?これは大きな材料になるのではないでしょうか。まあ、当分は買って来ないと思いますけどね・・・。ちなみに、今この株価で売っても年金は利益を出せますし、外資は円高の影響もあるので売っても利益が出るのです。 → ranking

 さて、先にも書きましたが、無茶をしているのは日本よりも世界の株価であると考えております。相対的には日本株は下げ過ぎだとは思いますが、資源国以外の株価に関しては明らかに行き過ぎていると言えますし、おそらくは最終局面の波乱状態になってきていると思います。思ったよりも長持ちするかもしれませんが、確実に安くなる局面はやってくると考えた方が無難でありましょう。

 そして、先行して下げていた日本株はもう下がらないという事だったら良いのですけどね・・・。また、為替もこの辺りで止まっててくれれば良いのですが、これもまた難しいと言ったところかと思います。8000円の頃から現金の代わりに仕込んだ1326SPDRゴールドが10000円に乗ってきました。やっと2合目位かと見ておりますが、この金価格の上昇がいったい何を意味するのか?この辺も良く考えて行動せねばならないと言った感じでしょうか。 → ranking

 とりあえず、私個人の考え方でありますが、半端な押し目買いなどしない方が良いかと思います。買いたいと思ったならば2月まで休眠しておくと良いかもしれません。下手に手出しするとこの冬は乗り切れないかもしれません。

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