GDP4.8%成長と日経平均

 昨日、QUICKのまとめた民間予測の中心値であるGDP2.5%増を、2.3%も上回る4.8%成長という数値が発表になりました。前年が悪すぎるため、発射台が低い状態がこうした数値を出す結果となったのは確かなのですが、問題はこれだけの材料に対して相場が殆ど反応しなかったことです。

 確かにUFJや日立の増資ニュースが相場を圧迫していたとは思うのですが、それにしても相場が弱過ぎると感じたのは私だけでしょうか。今日はNYが更に上昇しておりますので、流石に相場全体も上昇傾向になる可能性は高いかと思いますが、もはやNYと東京の連動性は薄れており、その影響もどこまでかと危惧している次第であります。 → ranking

 あんなに仲の良かったNYと東京がどうしてそんなに不仲になったのでしょうか・・・。

 まず、第一に言える事は、米はこの無茶な財政出動で回復する可能性がいくらかあるという事です。ソロス氏が言うように、商業用不動産で血の雨が降る場面が来る可能性は高いと思いますし、このまま株価が上昇して行くとは思っておりませんが、ダメになった人を切り捨てても新しい若い世代が居る国なのです。少子化と高齢化が同時進行で進んでいる日本とは、大きな違いがここにあるのです。 → ranking

 そして、第二に言えるのは、強大な軍事力が支える国債価格です。やや値下がりはしておりますが、これだけ短期に赤字国債を乱発しているにもかかわらず、米国債の格付けはAAAのままでありますし、長期金利もそれ程上昇はしておりません。未だに国債の格下げ観測もないわけですが、これは強大な軍事力が背景にあると言っても過言ではないのです。金利は信用力の表れでありますから、弱い国が国債を乱発すれば暴落して当然ですし、格付けが下がっても当たり前であるのですが、世界一の軍事大国の米の国債は強くて当然なのです。

 それに比べて日本はどうでしょうか・・・。今回の予算で赤字国債を増発する事になれば、待ってましたとばかりに国際の格下げが出て来る事でしょう。米は下がらないのに日本は何故・・・という事になるのは必至でありましょう。そうならない為には、日本は米と共同体であるという事をアピールする必要があるわけですが、今の政権には出来そうもありませんしね・・・。期待しても無駄なので期待はしません。また、自衛隊を更に強化するという手もあるのですが、中国なども相当反発すると思いますので、私は米に頼るのが最も良い手段だと思います。 → ranking

 また、どうにも世間知らずというか、庶民知らずの議員さん達ですが、今回の金融危機に対して一番まともに立ち回っているのは日本であります。米や中国の異常なマネーサプライが、一部の富裕層を富豪にし、正に不況下の株高を作り出しているのです。ある意味日本だけがまともな政策を取っているから、日本株だけが上がらないという見方をしても良いのかもしれません。

 さて、世界が日本株の位置に戻ってくるのか?それとも日本が世界の位置に行くのか?はたまた日本だけが遅れ続けていくのか・・・。それは今後の政策次第であり、上手くすれば日本も世界に追いつけるかもしれません。ただ、今の政策や話し合いの中身を見ている感じでは無理そうでね・・・。 → ranking

 今の日本に必要なのは、頭の良い学者さんではなく、苦難を大胆に乗り切る行動力のある人ではないかと考えます。そして、乗り切るためには多少の犠牲は仕方がないという強い精神力も必要となります。全員を助けようと思っても無理なのです・・・。残念な事ではあるのですが、6人を助ける為には4人を犠牲にする位の覚悟が出来なくてはなりません。そして、自分もその4人に入る覚悟が出来なくてはこの苦難は乗り越えられない様に思います。ただ、10人全員で痛みを分かち合うという事も可能といえば可能です。まあ、6人を助ける方が楽だとは思います。何せ全員を助けるためには、そのままで助かる6人に犠牲を強いなくてはならないのです。どうするかはリーダー次第です。 → ranking

 相場は私の考えている方向へ着々と動いている様ですが、備えはしっかりとしておりますでしょうか?いざという時に頼れるのは自分だけという事を忘れてはなりません。お前のせいだ!といくら騒ごうともお金は返って来る事はないのですから・・・。

最後にランキングのチェックを ⇒ 

無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。

登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。

よろしければ、登録してみてください。

読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。