相場はどっちを向いている?

 昨日の相場は、日経平均が1万0767円まで上昇したのですが、この数字と、先日の下落で見せた1万0142円という値段。どちらに違和感を感じるかという質問をした場合、大多数の個人投資家は767円に買いあがって行く方に違和感を感じると思いますが、私にとっては142円に売り叩いていく時の方が非常に違和感を感じました。現在はここのところの高値と安値の中間位でもみ合っている状態なのですが、最終的にはより違和感の方へ動いていくと見られ、おそらくは上昇という事になる事でしょう。

 以前に書いたかと思うのですが、今の相場は個人が参戦していない状態であり、持ち続けている年金資金と、買い続けている外資によって動いている相場であります。下げた所で年金は売りに来ないと見ますし、おそらくは売らないという何らかの約束もあるのでしょう。売らない事に気付いているのか、売らない事を知っているのかは分かりませんが、外資は強気を継続しております。この様な状況で、相場は天井になるとは思えないというのが今現在の私の相場観であり、天井を打つのは個人が参戦してからという事になるはずだと見ておりますし、しかも強気で買い参戦してきたらという事になると考えております。 → ranking

 ただ、どうしても企業単体の業績には非常に懐疑的な見方をする向きが多くあるのも事実であり、多くの銘柄は長期停滞を余儀なくされる可能性が高い様に思われます。本当に良いものは長期停滞の中でも安いところを拾い、いずれ来るであろう開花期に備えて行くべきと思っておりますが、何分我慢が必要な作戦でありますし、我慢しきれない方も多い事かと思います。まあ、本当に良いものを見つけ出すのは大変な事でありますし、大丈夫と信じ続けるのは簡単な事ではありません。

 動く物を売買するとするならば、どうしても今の相場はインデックスが中心に取引されて下りますから、OPや先物、又は日経平均連動投信の様な銘柄を売買して行くという方法しかないのですが、個別銘柄の値動きを見ているとどうしても売りたくなったりする事でしょう。売りが間違っているというわけではないのですが、私は買いを主体にした方が上手く行くと感じております。 → ranking

 これもまた以前に書いた事であるのですが、自分が売り屋なのか、それとも買い屋なのかを見極め、その魂に沿った売買を心がけると良いでしょう。中には両刀使いという人も居る様ですが、私にはそんなに器用な事は出来ませんので、そういう器用は私も尊敬してしまいますが、真似出来ないのは分かっている事なので、私はあくまでも買い主体で行きたいと考えております。

 もし、売り屋だと思うならば、高くなったところで売っていけば良いのですが、私はトレンド自体が上だと思っておりますし、取れない事はないと思いますが、非常に速い回転でその動きに対応して行かなくてはならないのではないかと思っております。もちろん買い屋だとしても、高値で飛びついていてはいくら資金が有っても足りやしません。基本は押し目を狙う事でありますので、いくら自分のすべき売買の内容を理解した所で、やる事がチグハグでは勝てなくて当たり前という事になります。 → ranking

 50年以上続いた自民政権が終り、日本は新しい航海が始まりました。民主主義は続くわけですし、本質的にはそれ程大きな変化ではないと思いますが、この新しい流れをつかむにはもう少し時間も必要ですが、基本的には衆参のねじれが解消したという事は大きなプラス材料であります。先行きが見えない部分が3割ほどありますので、絶対的に上昇というわけではないのですが、買いで勝てない相場ではないと考えております。

 先月は皆が嫌だと思う水準である1万0300円から1万0100円まで買い下がったのですが、その水準は今月に入ってある程度変化してきていると思います。その変化と動きを読み、今月も良い投資成績を得られるようにして行きたいところです。楽ではありませんが、どうにもならないほど苦しいわけではありませんし、とりあえずは向いている方向を間違わなければ何とかなっていくものだと思います。

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