8月のSQと、9月のMSQ

 先月の下旬頃から8月のSQは1万500円~1万1000円程度であろうという予測を立てて投資活動をしてきたのですが、どうやらこの8月のSQはその範囲に収まりそうな結果になりそうであります。未だ結果は出ておりませんが、おそらくは大きな混乱などは起きず、このまま強い基調で推移するのではないかと考えており、今月の予想はほぼ的中の範囲となってきましたので、私の興味は9月のMSQへと移って行っております。 → ranking

 大きな流れの予測をし、基本方針はそれに沿った物としているのですが、ドルの増加という意味では意味自然の流れとはいえ、この株高は経済的には不自然であります。最悪期の脱出というのが、この上昇の最もな理由となっている様ですが、どう考えてもこの上昇は不自然すぎるのです。

 悪い物にはとことん目をつぶっている状態でありますが、ここでどうしても気になってきているのが中国です。どこからどう見てもバブル以外の何物でもない状態なのですが、中国政府は金融引き締めの一歩手前の警戒感を既に示しており、単に投資資金の流入による株価や不動産の上昇をこのまま放置するわけには行かないはずなのです。ショック売りにつながるほどの規制はかけないと思いますが、いつどのタイミングで規制や金融引き締めが行われてもおかしくない状況である事は確かでありましょう。先駆した中国関連株に軟調な物が出ているのはそんな背景があるからかもしれません。

 米は米で昨日もレポートしたのですが、ドルを刷りまくってこの経済危機を乗り越えようとしております。迷惑な話しですが、他国の事を考える余裕などないのでしょうね・・・。いつも考えているのは問題が起きたら軍隊を送るという事だけで、経済問題など二の次であるのは確かですけど、こうしてドルを発行し続けた結果として起こるであろうドル安については、その手当てはしっかりと進んでおりますが、それはドル安を止めるという発想ではなさそうです。 → ranking

 今までの発想ですと、ドル安になれば日本企業は大変な事に成るので政府は為替に介入してくるだろうとか、そんな捉え方をする方もいらっしゃるかもしれませんが、これだけ通貨供給量が増え、しかもレバレッジ取引で更にその量は水増しされているのです。860兆円にも膨らんだ借金を背負っている日本が為替に介入した所で、一体どれ程の効果があるというのでしょうか。介入するぞという姿勢が大切だとは思いますが、50Mプールからコップで水を汲み出すような様なものであり、はっきり言って無意味でありましょう。

 目先は円安の方向に動いておりますし、為替は100円方向へという記事も目にしますが、私はこの97円台が精一杯の状態であり、行っても98円程度であろうという見方をしております。物事には勢いという物がありますので、少々行き過ぎる場面という物はあるのですが、動きを見てそれが勢いなのか、それとも本質の動きなのかを見極められるかどうかで、投資成績が大きく変わってくるのではないでしょうか。

 冷静に考えれば分かる事と思いますが、米はドルをむちゃくちゃに発行しておりますし、ドルを発行しているFRBの金庫には紙屑と貸したサブプライムの証券化商品が詰め込まれているだけなのです・・・。どう考えてもドルが上がる要素が見えないですし、米にもそうするつもりはないのでしょう。米が必死に買い集めている物を見れば、今後の流れが分かってくると思います。 → ranking

 ただ、どのタイミングで流れが変化するのかが微妙な所で、9月のMSQまで変化はしないかもしれませんし、その前に変化するかも知れません。より正確な予測を出すには未だもう少し時間が欲しいところであります。とにかく難しい相場ですので、勢いに流されず、将来を見据えて変化が起こった時にダメージを出来るだけ受けないようなスタンスを取っていくべきでありましょう。

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