本日、大阪証券取引所に原油先物のETFが上場されます。原油先物という商品会社専用の商品が、株式投資家が売買する銘柄となりました。これにより原油先物が、株式市場を通じて機関投資家や、ファンド等の売買の対象となるわけです。選択肢が広がりますし、原油の値上がりに対するリスクをヘッジできるので、悪い事は無さそうですし、原油ETFの上場は何気ない一幕として忘れ去られていきそうな感じはしますが、これからの相場の波乱の元凶か、それを助長する物となると見ております。 → ranking

  今、日米欧で失業率が悪化し、今朝の日経新聞一面の記事によりますと、今年6月時点での失業者が3300万人となり、昨年3月からの1年3ヶ月間で1200万人も増えたそうです。内日本が350万人という事ですが、現在も悪化の一途であり、改善の兆しは見えません。

  失業率が上昇して行くという事は、どう考えても消費が落ち込むわけで、景気回復などという事は当分起こるはずも無い事なのですが、ここ半月は米株を中心に上昇の一途であり、そろそろ下がるだろうという予測とは裏腹に、悪い物にはとにかく目をつぶりという相場が続いております。

  私自身、ファンダメンタル的にというか、数々の悪材料を目にし、これは上値を買うなんて事は出来ないだろうという判断を下し、9300円どころで買っておいた先物は1万円を超えたところで利食いしてしまったのですが、おそらくはこの判断は間違いであったのだろうという考え方をしております。 → ranking

  今までの相場の常識で考えるならば、1万円程度までは見込み通りの上昇であり、そこでの利食いは間違い無いという事で良かったと思うのですが、世界経済は米のバブル崩壊により、今までの常識が一切通じない状況になっているのです。常識が通じない状況になってきているのは感じてきておりましたが、新しいルールというか、この状況を上手く投資に生かすという事になりますと、どうしても早売りという結果になってしまう事もあります。

  ただ、どう考えてもこの水準から暴落は起こらないだろうという見方をしてきておりましたので、カラ売りでという対処はしておりませんし、これからもそうした対応はして行かないかと思います。無茶にやり過ぎていると思えばそういう局面も考えますが、9月MSQまでは売りで取ろうという勢力は上昇の糧とされてしまう可能性が高いように思います。

  話を最初に戻しますが、原油ETFが上場する事により、世界中に余った資金は株式市場を通じて原油先物市場にも流れ込む事になります。現物の値段は需要で決まると考えている方が多いかと思いますが、去年の原油暴騰の原因は単に投機資金の流入であり、単に需要で上昇したわけではありません。そして、今後はETFも上場されましたので、更に酷い上昇を見せる可能性が高まってきたかと思います。 → ranking

  また、金に絡んだ取引が非常に興味深い動きをしております。目先でどうという事は無いかと思いますが、これからのマーケットを考える上で非常に重要な信号となっているように思います。重要なデータですし、影響力のある話しになる可能性が高いので、更に調査を進め、確信を持った時点でレポートして行きたいと思います。

  これからの相場は、今まで基本として考えてきたPERの理論を完全に無視した相場が続いており、これからもこの状態が続く可能性が高いと見ております。PERを基本とするならば、目先は買われてもいずれは落ちるという事になりますので、だったら売れば良いだけの事になりますが、事はそれ程単純では無い可能性が高いと見ます。

  特にここ1~3ヶ月の予測は難しいのですが、とりあえず上がっている日に上値を追うのだけは危険かと思います。上昇としてもあくまでも押し目狙いで行くべきでしょう。何せ悪材料には目をつぶっているだけでなくなったわけではないのです・・・。

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