強気になるところではないが・・・

 先週月曜日の相場を覚えていらっしゃいますでしょうか?需給関係の悪化や、政府への不信が増大し、日経平均は再度9000円を割るかという水準まで売られ、多くの投資家が追い証に苦しみ、諦めの売りが出されました。オバマ大統領が、景気の完全回復は遠いと発言した事も響いたと思うのですが、その月曜日の下げが完全に底値の状態になっております。

 その前の週にはかなり弱気の投資家が増えてきていたのですが、この局面での9000円割れは想像し難く、9300円からの買い下がりで対処する方針で仕込んできたのですが、この仕込みはほぼ成功となる可能性が高いと見ておりますが、完全な成功とするためにはどこかで利食いを入れなくてはなりません。 → ranking

 今回の上昇局面ですが、確かに買える様な材料は幾つも見えているのですが、その影には危ない材料も見え隠れしておりますし、そもそも根本的な問題が何も解決していないのです。オバマ大統領も、景気回復は未だ先だと言っているわけですし、これ以上に買う理由は無いはずなのですが、株価の形成というのはそんなに簡単に計算できる物ではありませんし、そもそも計算できる物ではないのです。将来景気が回復するであろうという期待値こそが株を買う原動力となるのですが、それすらも未だだというのに、どうしてこんなにも株が買われて来ているというのでしょうか。

 中国が牽引しているからという理由を指摘する声もありますが、主たる輸出先の米の回復が遠いわけですし、そもそも回復するわけもない程のダメージを負っているわけですから、目先の財政支出による好景気を景気回復の足がかりなどと見ては危険極まりないとしか言いようがありません。 → ranking

 でも、着実に株価は値上がりしており、昨夜のNY市場は、連騰していたNYダウは小幅安でありましたが、NASDAQは続伸しており、日経CMEも9800円台で帰ってきております。この辺りまでは買い下がっていた時から予測していた範囲なのですが、ここまでストレートに、しかもNYダウの高値更新という状態がセットになってきますと、予測していた上値の予想も見直さなくてはなりません。

 ただ、見直すとは言っても、結局ここから新規で買えるか?と聞かれると、私は正直言って買いたくはありません。あくまでも安く買った分を何処で利食いするかというだけの話であり、とても買いたいという気は起こりません。毎日相場に張り付いて変化を読み取り、即ロスカットできるという自信があるならば、それは買いでも良いとは思いますが、それは本当に難しい事ですし、それ程欲張ってはいけないというのが私の考えです。 → ranking

 おそらく、向こう一ヶ月は高い相場に成るような感覚で見始めており、1万円を抜いて値固め出来る様な状態になったならば、新規で買う事もあるかとは思いますが、基本的には押し目買いが正解でありましょう。高くなっているところを追いかけていては神経をすり減らすだけで、それ程良い利益が得られるとは思いません。

 もし、ここからどうしても買いたいという事になるならば、テーマに沿った銘柄の出遅れを探す事でしょう。高値を追っているような銘柄に飛び乗るよりは、数段リスクが軽減されると思います。値幅期待も数段下がる可能性が高いのですが、リスクの少ない夢のある銘柄を買うという様な感じであり、決して悪い事では無い様に思います。 → ranking

 日々研究を重ねておりますが、先を見通すというのは非常に難しい事であり、完全に当てると成れば完全に神の領域でありましょう。大事な事は、外れた時にどれ程のダメージになるかを考え、自身の価値観に合った投資をする事です。もちろん実力にも合わせてという事になりますので、それを見つけるのが大変なのですけど、どんな勉強よりも大事な事と思います。

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