中国GDP7.9%成長に見る世界の経済予測

 巨額の財政支出があるとはいえ、中国の4-6月のGDPは7.9%の成長となりました。世界中の株価が沈む中、中国株だけは好調でありましたし、この位の経済成長があってもおかしくはないといったところです。

 しかし、基本的には巨額の財政支出が背景であり、私はあまり中国の事には詳しくないのですが、都市部と農村部等の格差は非常に大きいと見られ、都市部はバブル化していると思われるほどの好景気にもかかわらず、農村部では暴動を鎮圧しきれずにデモ隊を射殺するなどという事も起こっております。ウイグルでは156人が死亡という公式発表はありましたが、その後の報道は皆無であり、その真実は闇の中であります。もはや日本のGDPを抜き去り、米に次ぐ世界第二位の経済大国なのですが、あまりに分からない事が多すぎるのが難点です。 → ranking

 ちなみにですが、ウイグル系住民はイスラム教だそうで、アルカイダが「中国人を殺す!」という声明を発表したそうです。ウイグル人は中国人では無いのですかね・・・。中国人を殺すというよりは、漢民族を殺す!という事なのでしょうか・・・。そういう暴力的発想は好きになれませんが、はやり武器を持たないデモ隊に対して発砲するようではアルカイダが怒っても仕方ないような気はします。何とか平和的な解決をして欲しいところですが、暴走した憎しみという物はなかなか収まりませんからね・・・。殺された人たちの事を思うと、軽はずみな事は言えないのですが、怒りに怒りで対応したら、そこには怒りしか生まれないのです。何とかこの負の連鎖を断ち切って、何とか平和な世界になって行って欲しいと願うばかりです。

 何せ大きな国ですし、都市部と農村部の格差が激しそうで、しかも外国には真実が伝わり難い国でありますから、本当はどんな事が起こっているとか、どんな事を考えているという詳しい事は分からないのですが、株価は嘘をつかないという前提で見たならば、バブル化しているかもしれないという懸念はあるにしても、経済政策は有る程度上手く行っているのでありましょう。世界中の株価が低迷する中、中国株だけは好調でした。米も欧州も、そして日本もですが、サブプライムショックから立ち直る為に、必死で財政出動をしておりますが、堂々と犠牲にする部分が無いせいか、今のところそれ程上手く行っている様には見えません。 → ranking

 グリーンニューディールに絡む公共事業等はこれからが本番ですし、今は悪いものを整理している段階であり、そんなに早い効果を求めてはいけないのかも知れませんが、今後半年か1年かが経って行けば、どちらのやり方が正しかったのかが分かってくるのかもしれません。どちらかがというよりも、総合的にこれらが正しかったという事に成るかも知れませんし、今のところ正確な答えはみえませんが、とりあえず目先直ぐに中国のバブルが崩壊してとか、米のカリフォルニア州の問題を発端に大パニックとか、そういう方向には向かわないだろうという見方はしております。

 というわけでして、今回の下落局面では9300円~9000円を目標に買い下がる作戦を取ってきましたが、これは正解であったように思います。そして、今後の流れと成っていくわけですが、下がれば好材料が出て来るのと一緒で、上がれば悪材料が出てくるような相場がもうしばらく続くのではないかと見ております。 → ranking

 といいますのは、下がればそれを否定すべき内容の材料を探し、上がればそれを否定すべき内容の材料を探すからです。どちらに行っても不安であるのですが、どちらに行っても正解であるのです。また、取り方によっては悪材料にもなれば、好材料にもなるような材料が沢山あり、どちらを取るかはマインド次第であります。日々色々な材料をネタにその日の相場が説明されておりますが、本当に大事な事はその様な材料の解説ではなく、投資資金の量と流れであると考えております。

 時には材料の中身を見なくてはなりませんが、今はそんな相場では無い様に思うのです。日々の細かい値動きに惑わされる事なく、信念を持った投資を心がけて行くべきではないかと思います。

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