読める事と読めない事

 先日、日経平均が二度目の1万円トライとなった時、信用買い残の増加や、円高への警戒などから、この上昇の限度はそれ程高くはなく、この水準で買う理由はどこにもないと判断し、利食い出来るものは出来るだけ利食いするという方針で対応してきました。もちろん日経平均が7000円まで落ちて行く過程で仕込んだ有望株に関しては、その買値の安さもあって利食いはしませんでしたが、現金ポジションを多目に取り、下落に備えるように行動してきました。昨夜のNY株式市場が大幅安となったので、今日の東京株式市場は荒れ模様の展開となりそうですが、大筋は予測通りであり、特に問題は無いのですが、それでも読めていない事があるのです。 → blogranking

 まず、日経平均自体はお休みするであろうと思っておりましたし、この下げも想定の範囲内の動きなのですが、その間に新興市場がこれほど活況になるとは思っておらず、ここまで読めていれば危険は大きいとしても楽しみも大きかった事かと思います。上手く行き過ぎても癖になるので、特に後悔しているというほどでは無いのですが、明らかにこの動きは読めておりませんでした。

 また、環境関連銘柄の調整は読めておりましたが、行き過ぎていたGSユアサが800円割れまで落ちる事は予想出来ておりましたが、その他の環境銘柄までもが強烈な下げになるとは見ておりませんでした。同社に関しては何十年に一度の大相場を出してしまったのですし、実力的には800円程度だと見ておりましたので、1200円台まで買われたとしても、800円割れまで落ちてきて当然であり、ここで買い方の整理がつかないと、再度の上昇も見込めないという状態になる可能性もあります。必ずリバウンド相場は有りますが、余りにも中身が分析されてきておりますので、このままでは再度の高値更新はきついように思います。何せ次に主役になる実力を持った銘柄は他にも沢山あるのです。期待はしましたが、残念ながら主役は交代の可能性もありそうです。

 というわけで、今まで主役だったGSユアサが調整なのか終了なのかという状態になってしまいまして、これが相場に大きな影響を与えたのは間違いない事実でありましょう。しかし、環境相場の寿命はこれで終わりという事ではなく、必ず次の主役が現れ、次の相場を牽引すると思います。条件次第では同社の復活もあるかもしれませんが、現時点では予想出来ない事であり、それは様子を見ながらという事になります。 → blogranking

 ここから先の相場ですが、主役となる環境銘柄が出て来たとしても、日経平均自体の高値はそれ程高くは無いと見ております。安いところならどれを買っていても大丈夫!という相場ではなく、尚一層の銘柄の選別が必要となる事でしょう。また、円高がジワジワと進行して行くと見ておりますし、環境銘柄が良いとしても、これが輸出企業の業績を悪化させて行く事になる可能性が高いと見ております。

 引き続き新興銘柄への投資活動は実行しませんし、引き続き東証銘柄の押し目買いを中心とした売買で利益を得て行こうと考えております。半端な所で手出しをしたり、無理な信用取引をしない限りは、それ程難しい相場ではありません。何日も前から休むも相場であるとし、利食いを入れて押しを待っていたのです。狙い通り押し目が入ってきたら、そこで取る行動は一つだけでしょう。まあ、どこでどのように?というのが難しい所でありますがね・・・。

 外れる事も有りますが、外しても問題ない事は気にせず、絶対に当てなくてはならないところは当てに行くという感じです。そして、絶対に当てなくてはならない事も、外れた時にどうするかを想定しながら投資活動をして行くのです。それが投資で成功する為に必要な事だと思います。

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