休むしかない時は休めば良い

 昨日の東京株式市場は、月末のドレッシング買いに期待を寄せてはみましたが、大和證券の増資の発表がみずほFの増資を連想させ、証券、金融は全滅状態になりました。おまけに行き過ぎているのが明白であったGSユアサが、ゴールドマンから格下げを頂き、S安となり、環境銘柄全般も壊滅状態となったため、市場はもはやドレッシングも何もあったものではないといった感じになりました。

 全体的に信用の買い残も増加してきておりましたし、為替が円高の方向に向かっておりますので、どう考えても上値は重く、長期的にも強気で買える材料は無いのですが、これで相場は下降へと向かうのでしょうか?GSユアサのS安で相当弱気になっている方も多いかと思いますが、私はこの動きで今後の期待が更に高まったと感じております。ただ、押し目としてはまだ半端であり、ここで綺麗に反発する可能性は低く、ここで反発した場合は上昇も限定的といった感じでありましょう。必要なのは、売っても売っても下がらないという感触を確かめる事であり、今からそれが幾らなのかを予測するのは無理なのですが、必ずそんな場面が出て来る事でしょう。また、信用取り組みの変化も判断材料に入れなくてはならないので、そう簡単に予想できるものではないのですが、時が来れば私も再度GSに買いで入ってみたいと思います。全ての条件が揃えば、再度高値を更新していく様な動きになって行く事でしょう。

 とはいうものの、上昇のための条件が揃うかどうかは分りませんし、揃うタイミングも分からないのです。また、全く条件が揃う事無くこれ以上の上昇は現れないかもしれません。何せ実力的には800円以上は厳しいのですから、上に行くかどうかはその時の雰囲気と勢い次第といった感じであります。この様な状態でありますから、ここから先で突っ込めば必ず買いかと聞かれたならば、その答えを今から出すのは無理といった感じであります。

 では、このGSユアサの下落は環境銘柄の終わりを意味しているのか?という事になると思うのですが、同社に関しては既に1年以上の相場を作っておりますし、まだ半年以上の相場は残っているとは思いますが、環境の中でも比較的古い部類に属しますので、環境銘柄の中でも次の世代に相場を引き継ぐという可能性は十分にあると考えております。

 そもそも本格的な環境投資はこれからなのであり、当然未評価の銘柄は沢山あるのです。同社のS安に環境銘柄の終わりを感じたりしていると、本当の路線を見誤る可能性が高くなると思います。確かに今までの環境銘柄のけん引役は同社で間違いないのですが、これからもけん引役であると決め付けるのは非常に危険かと思います。まあ、おそらくはリバウンドではなく、再上昇が待っていると思うのですが・・・。こればかりは動きを見ながら判断するしかなく、今は様子を見て行くほかは無いでしょう。

 というわけで、今はとにかく様子を見るほかはないので、ここで無理に売りだ買いだとやっていると、本当に美味しいところを見逃してしまったり、手が出なくなってしまっていたりするものです。基本は押したところで引き付けて出動が良いと思いますし、こんな局面は休むのが一番であり、再度押すのを待っての出動が正解ではないかと考えておりますので、NYの反発につられて同社株も反発するとしたら、そこで買ったらOUTとなる可能性が高いといえるでしょう。この程度の押しでは買い方が死にませんからね・・・。高値は売り方が付けますし、安値は買い方が付けるのです。

 相場全体も様子を見る時は様子を見た方が良く、毎日のように買いを入れるだけでは勝てるわけもないのです。特に、今日の様に高そうな日に買いに行っている様では、何時まで経っても利益を出せる体質を手に入れる事は難しいという事になるのではないでしょうか。休むも相場という相場格言がありますが、相場が好きな人ほど実行するのが難しいのです。休むべき日を見極め、休むべき日に休める様になれば、それは投資家としてのレベルアップという事になると考えます。

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