ユーロ圏の連鎖破綻懸念

 先日、気になるニュースとして取り上げたラトビアの国債発行へ対する入札がゼロだったという件ですが、調べれば調べるほど厄介な状態であるという事がはっきりしてきました。景気は底を打ったというフレーズを良く目にするようになってきたのですが、勘違いすると大変な事となりそうです。

 ラトビアとはバルト三国に属するユーロ圏でもユーロ加盟国ではない小国ですが、ユーロ加盟国と無関係かと聞かれればその答えはNOであり、ユーロ各国と密接な関係を持った国という事が分かります。特に隣接する国の銀行とは密接な関係を持っており、ラトビアがおかしくなれば、その隣もおかしくなり、その流れはユーロ全域に波及してしまう事となりそうです。

 この国債へ対する入札がゼロであったという事は、実質ラトビアの破綻を意味しており、このままではデフォルト宣言に達してしまう可能性もあるのではないかと懸念しております。そうなってしまうと、先にも述べたとおりユーロ圏におおきく影響してしまい、ユーロ圏は大混乱となってしまいそうです。

 しばらく前にロシアと密接な関係を持ったアイスランドが破綻したニュースがあったのですが、あの時は単にロシアの裏金のクリーニングを担っていた国が潰れたというだけで、世界に及ぼす影響は限定的で有りましたが、バルト三国のラトビアの破綻となれば、こんな程度では終らないと見た方が良さそうです。

 ただ、実質破綻状態だとしても、何とかそれを防ごうという動きはあるはずで、恐らくはそれがユーロ圏での国債増発と、通貨の増加を招くという形に成るのではないかという読みが働きます。それ以外にも問題は山積み状態で、そうでなくても国債は増発される状態にあり、ユーロが高いという時代も終わりを告げる時が来たといっても過言ではなさそうです。

 ここではっきりと申し上げておかなくてはならないのは、世界は既に破綻状態であり、これを回復させるのはほぼ不可能であるという事です。財政出動のつじつまを合わせるために、今後は更に理不尽なイカサマが行われていく事でしょう。その結果として地獄を見るのは我々庶民でありますが、先を読む事によって精一杯抵抗する位は出来るでしょう。

 今から待ち受けるのは本当に悲惨な経済です。底打ちだとか、回復へ向かうなどという話は数年先と見た方が良いと思いますが、単に相場は下落するという話ではないのです。何せ今まで以上のイカサマが実行されていくのです。どの位のイカサマかというと、絵に書いたもちを渡され、背中に銃を突きつけながら美味しかったか?と聞かれる位酷いイカサマです。見抜くのは簡単ですが、本当の事は決して口に出せないのです・・・。

 私自身も生き残って行く自信は100%ではありませんが、精一杯この状況に立ち向かって行きたいと考えております。そして、絶対に生き残ってやる!という信念を持ってこれからも全力で相場を観察して行きたいと考えております。

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