格付け会社は誰のもの?

 企業や国の財務状態を分析し、それを投資家に情報として提供しているのが格付け会社である事は皆様もご存知の事かと思いますが、これは本当に公平かつ有意義な物であるのでしょうか?

 今、米国はサブプライムショックの損失を埋めるために、必死の財政出動を続け、今後もドルを刷り続けるという状態になっており、財政の健全性というのは日々悪化の一途であります。景気の底が見えたとしても、回復させる為にはすり続けたドルも回収せねばならず、そう簡単には行かないというのが現状でありましょう。

 ドルを刷り続ける事により、米国と世界の経済悪化を止める事が出来ているというだけの話でありますが、どんなイカサマをやろうとも必ずどこかでそれがほころぶのは確かな事であると思います。今回の米のバブル崩壊は、日本のバブル崩壊の時とはあまりに違いすぎておりますし、日本を見て分ると思うのですが、今だにあのバブルから立ち直ったとは言い難いのです。

 未だに当時の借金を払い続けている人が居ますし、多くの資産が紙屑と化したのですが、その当時日本政府がバブルから立ち直るために続けた財政出動ですが、格付け会社はその円を刷り続けていた事を主な理由とし、日本国債の格付けをジャンク債並に落としたのです。結果的に更なる暴落が起き、日本株はボロボロの状態になりました。

 さて、日本のバブル崩壊よりも遥かに規模の大きい崩壊を起こした米ですが、日本と同じように大量の赤字国債を発行しているにも関わらず、その格付けはAAAのままです。本来ならば5段階は下げなくてはならないのでは?というほどの状態と思いますし、少なくとも1段階は下げるべきだろうと思うのですが、一向に下がる気配も見えません。

 世は不条理で一杯だと思う方も多いかと思いますが、これぞ正に不条理の塊では無いでしょうか。ただ、実際に格下げをしたならば、確実に株価は暴落するでしょうし、今までの財政出動は全て水の泡と成りかねませんから、おそらくは格付けを下げ無いと言うか、下げられないというのが現状でありましょう。もはや格付け会社の存在意義は、裸の王様の横に立っている大臣程度の存在でしょう。

 明らかに王様は裸なのに、誰もそれを言う事は出来ず、しかも王様自信が裸であると認識しているはずで、騙しているのは仕立て屋ではないと言うのが、実際の物語とはちょっと違う所です。しかも、物語では正直な子供が王様は裸だ!というのですが、その役目をするのは売り準備を整えたユダヤがする事になりそうです。

 それがいつかは分からないのですが、それを知らずに投資活動を続けるのは非常に悲しい事でありましょう。どう考えてもどこかで崩落は起こりますし、株価上昇だけが儲ける手段では無いと言う事は理解しておくべきでしょう。株価の上昇と共に気を緩めている見物客が次々と集まってきている様ですが、せめて裸だと認識した上でその祭りを楽しむべきでありましょう。見えているつもりになったら終わりです。

勢いはどこまで?

 さあ、この相場は何処まで上昇するのでしょうか?1万0500円?それとも1万1000円?その予想は非常に難しい所であると思うのですが、実力的には1万円でも厳しい可能性が高いと考えております。しかし、上値が無いと断定する事は出来ません・・・。この様な状況下でどの様な投資スタンスを取れば良いのでしょうか?とりあえず、毎日買うことばかりを考えていてはいけないと思います。

 現在の私の投資スタンスについてはメンバー向けに解説しております。

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