きっかけは些細なこと

 昨日の東京株式市場は、NYの大幅高にも関わらず、日経平均で27円高と意外とおとなしい展開でありました。今朝の日経新聞でも伝えられておりますが、東証の平均でのPBRは1倍を超えてきており、割安感というものは無くなってきております。今まではこの純資産倍率が1倍を割っているという事が買いの理由となっていた部分が大きかったのですが、ここから先はそう簡単には値上がりしないだろうという見方をした方が良いと思われます。

 ただ、当然ながらこれは平均であって、PBRが10倍以上まで買われている様な所もあれば、0.1倍程度のところもあるわけですから、当然割安銘柄が無くなったという事では無いのです。単純に割安銘柄を探せば良いというわけでは無いのですが、個別銘柄を選別すれば、ここから先でも値上がりが狙える銘柄はあるという事になります。

 今後の相場の予測としましては、日経平均自体はそれほど大きな上昇は無く、行っても1万500円程度であり、場合によっては1万1000円という事もあるかもしれませんが、基本的には1万円にもなれば限界が近いという感じで見ております。何せ世界中で無理をしておりますし、今は少々の悪材料を無視して上昇を続けておりますが、こんな状態はいつまでも続かないと考える方が無難です。
 
 では、どこでどういう形で天井となるのかと聞かれると、それはカラ売りの入り方次第でもありますし、現時点で簡単に答えを出す事はできません。以前に安値は買い方が付け、高値は売り方が付けるという事を書いたのですが、今の状況というのは売り方がまだまだ生き残っており、売り方が死ぬほど叩きのめされるまでは高値を付けないという可能性が高いのです。そうなってくると1万円程度では天井にはならないかもしれないという見方もできるのですが、ここは本当に微妙なラインであり、どうなるかを予測するのは不可能に近い状況だと思いますので、これを無理に予想してはいけないと思います。

 目先は介入の効果などもあり、為替が円高になる事を防いでいる状況ですが、来週の米国債の入札が最後というわけではなく、これからも赤字国債が乱発され続けます。目先は防げたとしてもどこかで必ず限界がやってくるので、年後半から来年にかけて1ドル80円を割る様な事態が訪れる事となる様に思います。

 そうなってくると普通に株を買っていては儲かる筈もなく、ダメな企業は選別されて行くのです。現時点でも米の金利は上昇しているのに、ドルは売られるという本来あるべき金利の上昇=通貨の価値の上昇が逆転してしまっているのです。これは大きな変化が起こる前触れと捉える必要があるのではないでしょうか。

 今後の流れを見極めないと、今まで上げてきた銘柄でも、的を外した銘柄に関しては悲惨な状況に追い込まれる事でしょう。選別の手法を間違うと本当に悲惨な結果が待ち受けるという事になりかねません。特に単純に先物を売買されている様な方は、今後の状況をよく考えていくべきと思います。

 今は全てをごまかしている状態ですが、必ずどこかで些細な材料をきっかけに相場が変わると思っております。難しいと思うなら、しばし休むのが正解ではないでしょうか。毎日相場を張り続ける必要はないのです。

ほぼ思惑通りだが・・・

 見込み通り日経平均は上昇してきているのですが、私の想定している天井はもう間もなくですし、これからの相場の核となる銘柄に関してもつなぎ売りを入れたり、一部利益確定も入れたりする予定です。ギリギリの勝負をするつもりはなく、余裕を持って対応するのが私の投資方針だからです。

 とにかく気になるのが、来週の米国債の入札で、場合によってはSQ前に相場が崩れる結果になってもおかしくないのではないかと思うのです。それでも暴落するような相場ではないと思うのですが、目先の天井は近いだろうというのが私の考えです。詳細についてはメンバー向けにレポートしますので、そちらの方を参照してみてください。難しくなってきたので少々資金枠を空けて、次のチャンスに備える感じにしようかと思います。

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