投資力向上に必要なこと

 私がテクニカル分析を重要視しないことは結構知れ渡っていることですが、重要視しないだけで無視しているというわけではありません。ただ、一目均衡表がどうだとか、ストキャストがどうだとか、そういった使い方はしません。一般的なローソク足チャートを使い、今の株価がどういう値位置で、材料に対してどのような反応を示してきたかを確認するだけです。株価の歴史を確認するツールの様な感じで、テクニカル上予測される株価がどうとか、そんな使い方はしません。ただ、気分を盛り上げるために、半値押しの倍返しという理論は予測に使ったりする事もあります。気分を盛り上げるためだけなので、それを信じて行動するということはありませんけどね・・・。

 色々な方のお話を聞いていると、あらゆるテクニカルチャートを駆使して色々な予想を立てる方が多いのですが、あらゆるチャートを組み合わせれば、自分にとって都合の良い答えを出すものが一つ位はある事が多く、だからといって全てのテクニカルチャートが買いを示していたとしても、それが必ず上がるということはないのです。物事を理論的に考えたり、正確な答えを求めようとする人が多いのですが、株の世界においてその行動は非常に危険なものである様に思います。決まったことや完全に予測できることなど何一つないのです。ほぼ決まったことと、なんとなく予測出来る事はありますけどね・・・。この差が分からないと勝てないのではないかと思います。

 また、全体の空気を読む力も非常に重要と考えております。それはトレンドという言葉で表現される事もあるのですが、今の相場がどっちの方向を向いているのか。そして今後どちらの方向へ向かって行くのか。この大きな流れは、絶対に把握しなくてはならない重要な事であります。必ずそうなるという思い込みを持ってはいけませんから、いつでも変化を受け入れられる柔軟な姿勢が必要ではありますが、基本的にはふらふらしない芯の通ったしっかりとした姿勢が必要となります。

 投資活動の基本の中に、ロスカットは重要であるという項目を目にする機会が多いかと思いますが、空気を読む力が無ければ単に損失を繰り返し貯めて行くだけの悲惨な行動という事になります。本当に利益を出したいと思うなら、必要なのはロスカットではなく買い下がりであります。誰も底値など分からないのですし、最低でも買い値から2割位は下がる覚悟が必要で、この2割下げたところで冷や汗をかいている人と、わくわくして買い増しできる人の差はかなり大きなものとなります。本当に大きな利益を手にするのは計画的に買い下がる事が出来た人であるといっても過言ではありません。

 ロスカットというのは、あくまでも相場全体が下落傾向で、その下落の中でリバウンドを狙うとか、相場の転換を狙うという短期的な利益を得ようという狙いの元に出動した資金を、それ以上の下落から守るためにする事だと考えております。全体が下げ歩調なわけですから、そんな時に買い下がりなどと言っていると、半値だとか十分の一だとか、本当に悲惨な結果になってしまうのです。ですから、相場が下落歩調であるならばロスカットは大変重要な行動という事になります。

 というわけで、上昇局面がかなりの確率で現れると見たならば、それはロスカットで対応するのではなく、買い下がりでの対応となり、上昇と見るならばそれもまた押し目を狙っての買いを主体として行くべきなのです。上昇局面において高いところを買いに行けば、当然押し目で肝を冷やしますし、ロスカットが重要と考えていると、高いところで買って安くなって投げてという事を繰り返してしまうのです。

 今は下値が限定的で、大きな下落が無い可能性が高い相場ですから、この相場においてロスカットが重要と考えていると、それは損失が広がるばかりという事になりかねません。損失を広げないという意味ではかなり優秀な手法ではあるのですが、使い方は時と場合によると思います。誰だって底値を言い当てるのは不可能なのですし、下落で肝を冷やすより、下落で喜べる様な投資手法を身に付けて行くべきでありましょう。

 出来る限り未来を予測し、その予測に合った投資作戦を実行して行けば必ず勝利する事が出来るのではないでしょうか。ただし、最後は必ず運が絡んできますので、普段の行いには十分に注意しましょう。普段の行いを正すことは、チャートの勉強よりも何倍も重要なことだと思います。

判断の根拠について

 S氏はどうしてそのような判断になったのか?もっと詳しく教えてほしい。よく受ける質問なのですが、感覚的な要素が強い場合は、それを全て伝える事は出来ないのです。相場は空気を読む事が重要としておりますが、私の空気も読んでもらうほかはない・・・そんな感じであります。

 勉強はお守りの様なもの・・・。それは、嫌ってほど勉強し、その結果何も良い結果を得られなかった私が辿りついた答えです。チャートの勉強をどんなにやろうとも、経済をどんなに勉強しようとも、その時の安心感は得られるかもしれないが、実践では役に立たないと思い知ったのです。

 ノーベル経済学賞を取った人の理論で運営していたファンドが好成績ですか?優秀な人が集まっている大手証券などが大儲けしてますか?どうして今は未曾有の経済危機なのですか?確かに全員が損をしたわけでは無いですが、大多数は勉強ばかりで頭が大きくなりすぎた人たちが間違っていたからではないでしょうか?

 私も昔は結構勉強した方ですが、株に関してはそんなものは役に立たんという答えになってしまったので、色々な理論的な話が出たり質問が出たりもするのですが、それらに答える意味など無いと考えております。勉強はお守りの様なものですから、勉強したい人はすれば良いと思います。ただ、単にお守りですからね・・・。私は、神社のお守りを持って、日々守って頂いている事に感謝する方が、よほど効力が高いと考えております。

 というわけで、色々とご質問を頂いていたりはするのですが、私の投資手法に合わないものに関しては返答出来ません。大事なことは全体の空気を読むことなのです。理論的に高いとか安いとかを考えていたら、とても美味しい銘柄は買えないのです。私が主力にしている銘柄は、どうしてそんなものを買うの?という意見が結構多かったです。赤字ですからPERも0倍表示です。変化の空気を読んだから投資したわけで、計算したりテクニカルで分析したりすれば、投資出来る筈もないのです。

 まあ、これに関しては結構調べておりますから、ある程度根拠の話とかは出来るのですけどね・・・。ちなみに、機関投資家というのは確定するまで買わないのです。する事は分かっていても、されるまでは買わない。それが鉄則なのです。まだ実行されていませんよね?何が?もちろん分かりますよね?されるまでの間には押し目もあるかもしれませんが、全ては通過点であり、ゴールは遠く、そして高いと考えております。

 結果は神様にしか分からない事ですから、私は今日も神と先祖に守られている事に感謝し、一人でも多くの方に喜んでいただけるように努力して行きます。喜んで頂ける人が多ければ多いほど、私も幸せになれると信じているのです。ちなみに、私は一切の宗教を信仰しておりません。相場で一度死んで、その時に見つけた答えがこの考え方というだけの事です。今日も皆様の成功を祈っております。

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