月末のドレッシング買い

 ここのところ懸念していた通りに円高が進んできているのですが、その割には株安になっていないという事に気付いている方も多いかと思います。私自身も為替が85円程度になるならば、日経平均は8000円付近に近付くという予想を立てておりましたし、96円50銭まで円高になったのに、日経平均は8700円台というのは、ちょっと違和感が大きいところです。ただ、今の情勢を考えるならば、それも納得といった感じであります。ranking

 世界中で大規模な財政出動が実行されておりますから、年後半にはその効果が出てくる事は間違いないと見てよく、各国政府の借金は増えるものの、民間の景気は間違いなく良くなると考えてよいでしょう。ただ、大きな問題はその流れが持続するかという事であります。とりあえずは景気を底打ちさせ、回復に持って行けるほどの財政出動をしているし、して行くのでありますから、年後半へ向けて景気が回復するということに疑いを持ってはいけませんが、その後がどうなるかはまだまだ未知数なのです。

 この財政出動を無駄に終わらせないためには、とにかくカネを使う事に対する安心感を持たせる事が大事であり、特に日本は1400兆円もの個人金融資産があるわけですから、国が数百兆円の借金になったところで回復の目処が立たないということではないのです。

 特に多くの金融資産を保有している高齢者が亡くなれば、その相続税から大きな税収を得るという計画があるはずです。ただ、大きな誤算は、思いの外長寿化が進み、相続税を取る前に医療費がかさんでしまっている事でしょうか。ranking

 とにかく、溜まっているお金は何とかして使わせたいわけで、それが景気回復を持続させられるかどうかのカギを握っているのは確かでありましょう。お金を使わせるためにはとにかく安心感が必要で、経済的な安心感の基本となるのが株式の安定化でありましょう。日経平均が一万円を割っている状態で安定しても仕方ないですが、とにかく急激に下げる様な局面を見せたくはないというのが本心でありましょう。

 ただ、今はまだ米銀のストレステストが終わっておらず、自動車各社の結論が見えずで、あまりに無理な株価政策を取る事は出来ないはずですが、見ての通り円高に逆らって株価は堅調な値動きであります。これはもう月末の株価を意識した株価操作であると見てよく、決算は絡んでいないとしても、月末の株価はかなり意識していると考えるのが自然でありましょう。

 本日の後場辺りから株価が伸びてくる様ですと、休み明けの明後日は少々急激な上昇局面が見られるかもしれません。まだまだ本格的な上昇へつなげるのは難しい相場状況ですから、それが持続的上昇につながる可能性は低いですので、その局面で慌てて買い付くと大型連休をヒヤヒヤした気持ちで過ごさなくてはならなくなる可能性が高いと思います。目先の動きに惑わされず、しっかりとした方針で売買して行くべきと思います。ranking

 ちなみに、私自身は有望な個別銘柄を除いては全て利食いしましたので、後はこのままの軽いポジションで連休を楽しみたいと考えております。

豚インフルエンザは本当に脅威なのか!?

 WHOがフェーズ4に引き上げたとか、なんか物騒な感じになってきておりますが、本当にそんなに驚異的なものなのでしょうか?私は特に専門というわけではないのですが、今まで聞いてきたニュースや、医療関係者からの助言をもとにして考えると、それほど問題にはならないのでは?という感じがしてなりません。

 そもそもこの豚インフルエンザですが、H1N1型と呼ばれ、日本でも同型のインフルエンザは何度も発生しておりますし、毒性は低いタイプであります。DNA的には新型かもしれませんが、タイプ的には特に恐れるに足りないものかと思うのです。ranking

 脅威とされる根拠として、メキシコでの死者数があげられますが、メキシコの貧困状況を知れば、まともな医療を受けられずに亡くなっているのでは?という疑いの方が強く、インフルエンザの毒性の強さのせいでは無いように思います。現に他国での死者は確認されておらず、新型としてもそれ程怖くはないのではないかと思います。

 メキシコは本当に貧富の差が激しく、特に米からのトウモロコシの輸入関税の引き下げが実行されてからというもの、特にトウモロコシを作る農民はどうにもならないほどのダメージを受けており、毎年多くの人が米に不法入国を試みております。北朝鮮程ではありませんが、決してほめられた様な国ではありません。あれ程の観光資源がありながら、あんなに貧富の差があるというのは、一部の人がおいしいところを牛耳っているに他ならないからです。そんな国から発信される死者情報とかをうのみにして良いはずもなく、もっと冷静な対応が望まれるところでしょう。

 もし、心配だとするならば、このインフルエンザが更に突然変異を起こして、鳥インフルエンザの様な猛毒を持つ様になった場合は、それこそ大変な事態となりますが、そうした変異を起こす可能性は、毎年のように流行っているインフルエンザにも同じ事が言えるので、今回の豚インフルエンザが特別というわけではありません。後数日もすれば、他国ではほとんど死者は出ず、何事もなかったかのように忘れ去られて行くような気がしてなりません。ranking

 政府の立場からものを言わせてもらえば、何も対策をせずに何かが起こったら責任問題だ!とにかく責任問題にならないように対策を打っておこう。この程度の話ではないでしょうか。ただ、株はこういう話が大好きで、関連銘柄は直ぐに暴騰したりします。ただ、その反対も早いですからね・・・。売買される方はインフルエンザ対策以上に、十分な注意が必要だと思います。

 そして、かわいそうなのは風評被害を受ける農家の方々です。豚肉を食べたって何の問題もないのに、豚インフルエンザという呼び方をされたら、それはもう買いたくないという人が出て当然なのです。食べても問題ないのなら、ネーミングを変えるとか、もっと気を使うべきです。本当に気の利かないというか、世をコントロールしているのは自分だと思っている様な輩が多いのには、本当に腹立たしい限りであります。そうした恨みは巡り巡って自分にかかるということを思い知る日がいつか必ず来る事でしょう。

 今回のレポートですが、私の知識上H1N1型というのは、通常日本でも流行するAソ連型と呼ばれるタイプと、DNAは違っても同じ毒性であるという認識の下で書かれております。再度詳しく調べてみたいと思いますし、間違いがあるかもしれませんので、過信し過ぎる事のないようにしてください。あくまでも私の感じている事がこんな感じであるというだけのレベルです。

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