マインドの変化

 昨日発表された三市場の売買動向ですが、この高値圏でのもみ合いにも関わらず個人が買い越しに転じてきました。もちろんそれはカラ売りの買い戻しであっても買いになるので、単純に買ってきていると見るわけにもいきませんが、下がらないと感じて買い戻している分は買いと同じ意味を持つものと考えても良いでしょう。この個人買い越しにより、公的の買い、外資の買いに続いて三段目のロケットに火が付きそうといった感じでありましょうか。ranking

 相場環境ですが、米国の指標や連銀総裁等のコメントを見ていると、明らかに底打ちムードが強くなり始めており、相場へ対するマインドは日に日に上昇してきております。米の最大級の株価対策であるバットバンク構想の入札が5月末頃ですから、とにかくそこへ向けて相場が混乱するような事態にはならないように調整して行くと思いますし、例え悪いものが出てきたとしても過去の結果として特に悪く取られる様な事は無さそうな気配が強くなってきているように思います。

 今週末から来週にかけて米銀の決算が出てくるのですが、時価会計を凍結しているためにそれほど悪い数字が出てくるとは思えませんし、悪かったとしても粗方織り込み済みとは思うのですが、決算発表前に米銀の株価がある程度水準を切り上げてきているので、場合によっては押し目もあるかもしれないという見方はしております。市場全体のマインドは上昇傾向ですので、おそらくはそれほど混乱するような場面は無いと見ておりますが、今回の銀行株の決算発表後の状況を予測するのは非常に難しく感じております。

 今の相場は高いと言えば高いし、安いと言えば安いのです。高いという理由を述べよと言われれば、私だって原稿用紙十枚位のレポートが書けるでしょう。そして、安い理由のレポートを書けと言われたら十一枚位のレポートが書けると思います。今の相場の強弱の差は、こんな程度のものでありましょう。ranking

 ただ、上と下とどちらが望まれているのかという事になりますと、下落を望んでいるのは、今朝の日経新聞には名前が出ていますが、売りのボスである英の某投資顧問とか、買いを信じられなくなった個人投資家とか、まあそんなところです。上昇を望んでいるのは・・・世界中の政府であり、銀行であり、証券であり、生保であり、自動車業界であり・・・その他もろもろです。圧倒的に上昇が望まれているわけですし、これを実現するためにはルール変更すらやってしまうのですから、これで株価が上がらないわけがないのです・・・。

 当然無理をしている部分が多いですから、失敗すればその反動が来るでしょう。考えたら怖い事だらけですが、今から失敗すると決めつけるのはいかがなものかと思います。失敗しそうなら、その時から売ったって間に合うのです。失敗しそうという空気を読む力は必要ですが、少なくとも私はそれを読める自信があるので、そうなるまでは強気でこの相場に対応して行きたいと考えております。

疑心暗鬼

 マインドは日々上昇してきていると思うのですが、強気と弱気が入り乱れており、値動きは非常に荒くなっております。昨日の日経平均の値動きは、一時は予想を上回る上昇で9000円を突破しましたが、その後は反落して前日比マイナスの局面まで売られるという荒れっぷりでありました。特に材料が出たわけでもないのに上下幅は300円以上となっており、仕手株並みに乱高下したことになります。ranking

 昨日は予測である高値8900円を超えてしまったため、少々驚きましたが、銀行株が上昇しておりませんでしたし、そのまま9000円を突破するとは考えにくかったので、冷静に見て行くことができましたが、先を考えずに値動きだけで行動している人にとっては正に地獄の様な相場であったに違いありません。

 目先の利幅を求める方の為にも今日の相場の予測というものは出しておりますが、流石に予測が難しくなってきておりますので、値幅に対しては臨機応変に対応して頂けたらと思います。

 基本的には今夜のシティの決算が気になりますし、週末でもありますから、朝方はNY高につられて高くなるとは思いますが、高値は8900円から9000円程度までと思います。そして、その後は変わらず付近とか、マイナス局面もあるかもしれません。ただ、可能性は低いですが、9000円を超えた状態で大引けとなってくる様ですと、これは明らかに大きな変化が起こる可能性が高くなります。そうなったら売り方は全面撤退が正しいでしょうし、買い方はせめて出遅れているところに買い向かうべきでありましょう。いずれの場合も私は仕込んだ玉を眺めているだけですけどね・・・。ranking

 さて、今日は一体どんな相場が待っているのでしょうか!今日も一日楽しんでまいりましょう!

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