企業決算と今の株価

 何度も書いてきている事も含まれるのですが、主要企業の決算発表が出てくるシーズンとなっており、今後の動きが気になると言う方が多いようですので、本日は最新の予測を書いて行きたいと思います。もし、今までと流れが違うという事になれば、以前に述べた事よりも、今回を優先してください。ranking

 まず、これから発表される決算ですが、決算というのは終わったことの結果であって、基本的には株価に対してのインパクトというものは限られているものと思います。良いと思っていたものが悪かった場合は大きく売られる事となったり、悪いと思っていたものが良かったりすれば買われるということになるのですが、二度の日経平均7000円絡みは明らかに企業業績へ対する不安の先行売りであり、誰も良い方に期待しての行動ではないのは明らかでありましょう。

 今の相場というのは、前期までの悪い業績に対する売りは全て終わっているので、ここで決算が悪いといってもそれが新たな売り材料になる可能性は薄いと見ております。悪いのは誰もが分かっているし、株価も織り込んだと考えてよいと思います。そして、悪いからこそ世界中が景気対策に躍起になっているのです。ranking

 問題となるのは来期の見通しでありますが、正直言ってこれは非常に難しいところであります。一部では在庫調整が進んでいる様ですし、回復の兆しは見えなくもないですが、基本的には霧の中であり、はっきりとした見通しは立ちません。見えているのは世界が米のバブル崩壊から一気に立ち直ろうと無茶をしている姿位なものでしょう。

 世界中で無理な財政出動を伴った景気対策とか、金融対策が打たれているわけで、まともに考えたら壊れてしまうだろうと思うような状態であり、特にファンダメンタルズを分析される方にとっては買えるわけの無い相場と映っても仕方のない状態にあるといえるでしょう。だからこそカラ売りが沢山入ってきておりますし、信用買いはそれほど入ってきておりません。ranking

 その結果として三市場の信用倍率は1倍程度という事になっておりますし、しかも買い残は1兆円程度となっているのです。目先は売り方の勢力が強くなる場面があるかもしれませんが、株価が崩れたとしても投げ売りという現象は起こり難いと考えてよいでしょう。売り方にとって一番おいしいのは信用の買い残の増加なのですが、それがほとんど増えていかない状態なのです。

 また、企業決算が悪い事は承知の上でありますから、政府はG20の方針に則って経済対策を次々に打ち出してきます。場面によってはPKOも入ってくる事でしょう。日経平均で9000円まで上昇した局面というのは、PKOも利食いしておりますし、当然下げれば再度買ってくるのです。その他にも新たな買い勢力も出てくる可能性がありますし、最終的には日本株は持たざるリスクが高くなるという状態になる事かと思います。ranking

 目先は確かに過熱感が強く、調整でありましょう。私も予告通り9000円絡みで先物に利食いを入れてきました。ただ、下げてもそれほど深くはなく、下値の最大目標値にもとどかない可能性すら感じております。今週末のSQへ向けて押せば押すほど美味しいのですが・・・。

 とにかく、目先の動きと大きな流れを見誤らない事です。私の見方が正しいかどうかは分かりませんが、今の相場で絶対にやってはいけないのは相場の流れと同じ行動をする事だと思います。上げている時に買って、下げている時に売っていたのでは損失が広がるばかりです。今日の下げを見て、右往左往している様ではいけません。ranking

 最後に、今最も期待されいる経済対策についてですが、私はこれほど経済が荒れているのですから、この様な大規模な経済対策は必要だと思いますし、やらなくてはならないことだと思っております。ただ、過去の日本のバブル崩壊後に行った経済対策というのは、非常にお粗末な内容のものが含まれていたのも確かであり、それが借金を生み出しただけでなく、今を持って赤字経営であったりで借金を膨らませている部分もあるのは事実であります。経済対策は必要であるのは確かでありますが、やり方を間違ってもらっては困ります。

 我々は国が間違った方向に進まないように常に監視して行かなくてはなりません。自分の当選しか興味のない国会議員と、利権を守りたい官僚に支配された国なので、かなり難しい仕事ではありますが、とにかく監視だけは続けていかなくてはならないと言ったところでありましょう。ranking

今回もSQがポイントか!?

 昨日、メンバー様の方に予告した日経平均の予想は安いところで8800円で、高くても9000円で、基本的には狭いレンジでの動きではないかとお伝えしました。結果は安値は先物ベースで8790円とほぼ予想通りでありましたし、全体的に小動きでもありました。そして、相場は確実に個別銘柄へと物色の対象が変化して行っており、その結果として昨日はTOPIXは小幅ながら上昇となりました。相場は確実に変化してきているといったところでしょう。

 昨夜はNYが大きめに下げましたが、下げの理由に特に気になる様なものはなく、ここまで一気に上げてきた反動が出るのは当然と言えば当然でありますから、普通に一服局面ととらえれば良いのではないでしょうか。上げ続けられる方がよほど怖いですし、今相場に必要なのはこうした一服局面なのです。ranking

 これほど綺麗に行くとは思っておりませんでしたが、予告通り私は日経平均が9000円に到達したところで先物に利食い売りを出しました。そして、メンバー様にお伝えしている下値の目処に到達するか、その手前で再度買って行こうと考えておりますが、今のところはまだ目標に届きそうもないので様子を見ているところであります。詳しい値段については後日という事にします。

 相場予測というか、願いに近い話なのですが、今週末のSQへ向けて下げれば下げるほど、その反動は大きくなって返ってくると見ております。日経平均が8500円程度ではちょっと物足りない感じでありますが、思ったよりも相場は強く見えますし、経済対策も次々に出されてきておりますので、なかなか思うようには行かないかもしれません。私は株価的な事も考えるならば、経済対策はSQ後が望ましいと思うのですが・・・。このタイミングは分からない話なので、考えるだけ無駄でありましょう。ranking

 今日は下げて当然の日でありましょうし、こんな下げを予測していたからこそ9000円絡みで利益確定としたのです。今必要なのはこの下げがどこまでなのかを見切ることであり、それに対してどう行動していくかでありましょう。今、やっぱり相場は下か!なんて考えていると、たぶん酷い目に遭うのではないかと思います。

 この下げは押しても●円程度でしょうし、押せば押すほど美味しいはずです。ただ、今回も当たれば良い感じですが、結果は神のみぞ知るところであります。メンバー様には私の想定金額も伝えてありますが、当たるかどうかは分からない話ですので、行動はご自身で判断した上でとしてください。

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