年初の下落と昨日の下落の違い

 昨日は久しぶりに大きな下げとなり、無理な株価形成が引き起こした崩壊という見方をする方も居られるようですが、去年末に株価を上昇させた局面とは大きく違う点があります。以前にも指摘している点と被りますので、同じ話も出てきてしまいますが、この下落の本質を見誤ると投資判断に大きな影響が出てきてしまいますので、重複はご容赦頂きたいと思います。ranking

 まず、去年末からの上昇後の下げでありますが、これはGMやAIGなど先行きが見えず、世界もこの金融危機への対処方法を探っている時でありました。そして、世界中の投資資金が株式等のリスク資産から撤退して行く流れが強く、ファンドなどの解約が止まらず、とにかく株を売って現金化するという流れでした。そこへ一般の投資家が買っている信用分の資産に大きなダメージが発生し、追証を払いきれなくなった投資家や、見切りをつけた投資家が投げを加速させました。

 一言で表現するならば、需給の悪化という事であります。売らなくてはならない売りが売りを呼んだのですから、その下げというのはかなり悲惨なものでありました。外資が日本株を全く持っていない状態になったというわけではありませんが、かなりの株を売りました。個人もかなり売らされまして、三市場の信用買い残は1兆円程度まで落ち込みました。そして、その時の最安値である7000円付近でありますが、ここに至るまでに買ってきたのが公的資金であります。株安を阻止するために徹底的に買ってきました。ranking

 値上がりと共に公的も個人や外人の様に利食いを入れておりますが、個人や外人と明らかに違うのは、下げても売らないという事です。上げれば利食いは入れますが、下げても売らないのです。しかも信用で買っているわけでは無いので、投げさせられるという事もありません。人のカネなので失敗しても始末書を書けば良いとでも思っているのかもしれませんし、とてもまともとは思えませんが、それが今の状態なのです。

 そして、経済はまだまだ霧中ではありますが、なんとなく影の様なものが見え始めてきております。世界は思ったよりも早く団結してこの金融危機を乗り越えようとしておりますし、霧中とは言え暗黒ではないと考えます。昨日は大きな下落が出て、ニュースではGMがどうとか、経済不安がどうとか色々言われてはおりますが、昨日の株価にはほぼ関係のない事であると考えております。単に後付けの解説であり、そんな事に振り回されていてはいけないだろうと思います。ranking

 では、どうして昨日はあのような下げが起こったのかというと、上がると買いたくなる症候群がビビって売らされたところに、疑心の目で見ているカラ売り隊が攻勢をかけてきた結果だろうと見ております。解約などの理由で売ってきているのではなく、あくまでも高いところを買ってしまったところが投げてしまっているのです。何せ買い方も疑心の目で相場を見ているものですから、どうしたって売らされてしまうのです。おまけに買った理由は病気の症状のせいなのですから、これはもう止めようがありません。

 というわけですが、この売られる流れはどこまで続くのか?という事になりますと、目先としてはせいぜい今日の朝までではないかと感じております。何せ今まで大量に買ってきた公的は、下がっても売らないのです。しかも、3月末の重要な時期を乗り切ったからと言って、全く手を入れない状態にする事はないはずなのです。3月末だけを乗り切って終わりとしたならば、いままでやった事はほぼ無意味になりますし、世界に対して何の示しも付けられないのです。ranking

 市場動向予測としては、当面は8000円~9000円程度の動きであろうと思います。ただ、明らかに個別銘柄に動きが出てくる相場になってきております。この変化を読み取れるかどうかが、ここから先に大きな利益を得られるかどうかの分かれ目になる様な気がします。

人気ブログランキング1位!

 最近は特に気にしてやってきたわけではないのですが、ランキングで1位になりそうだとの連絡を受けて何度か確認してみたのですが、昨夜になって初めてランキングで1位になったことを確認できました。このレポートを書いている朝八時半現在は1位ですが、2位や3位が近いのでまたひっくり返るかとは思いますが、やっぱり1位は気持ちが良いですね。これからも皆様から支持を頂ける記事を書いて行きたいと思いますので、今後ともS氏の相場観をよろしくお願いいたします。ranking

 3月も今日で終わりという事になるのですが、月初は7000円を割って6000円だとか5000円だとか弱気な意見が多かったものの、この未曽有の危機を回避すべくあらゆる手段を尽くしてきたので、月末の株価はしっかりとしたものとなってきました。金融機関の評価は月中平均でありますから権利落ち後は株価がダレやすくなるのですが、月末の株価も無視はできませんし、そういう意味からも今日は締まってくる様に感じております。

 また、3月末を乗り切ればそれでよいというわけではなく、これからも世界経済の復興のためにありとあらゆる事をやっていく事となります。何でも上がる相場ではありませんでしたし、これからもそうであると思いますが、下げ続けると思っている様ですと、たぶん儲かりません。ここで株価が大きく崩れる様ですと、今までやってきた事は結局無意味に終わってしまうのです。もし、どうしても売りたいということであるならば、株価が崩れてどうにも立て直しができないという事が確認できてからでも遅くはないでしょう。ただ、需給で売られる相場は終わっているのですから、少々失敗しても恐ろしい下げというのは無いように思います。ranking

 さて、メンバー様からは最近のS氏は個別銘柄をほとんど出さないというご指摘を頂きました。分かってはいるのですが、個別を買う相場では無かったのです。もちろん私が中心に仕込んでいるのは個別銘柄ですし、メンバー様はご存じかと思いますが、その銘柄は良い感じで上昇してきましたが、それも最近の事であります。ここしばらくは上げる事は分かっていても、買うべき銘柄は日経平均絡みである必要があったため、特にこれに対応した銘柄として私が買っていたのが、日経平均先物、225ETF、野村HD、JR東などです。

 正直言って個別というほどのものではなく、注目点としてカラ売りが多いところという事もお伝えしておりましたので、後はお好きな銘柄をチョイスして頂くといった感じでありました。個別を出さなかったというよりも、個別銘柄を買う相場では無かったというのが現状であります。ranking

 ただ、ここから先は状況が変わって行くと予想しており、おそらくは指数相場から個別銘柄の相場へと変わっていくはずなのです。とは言ってもまだまだセクター相場の様な感じであり、完全な個別相場にはもう少し時間が必要かと思いますので、もうしばらくはアバウトな感じになるかもしれません。セクターの中でも特に良いと思われる銘柄は私も売買しますので、そちらの方はご紹介して行きたいと思います。

 さあ、おそらく目先としては今朝の緩いところが良い感じかと思います。短期狙いであれば、寄り辺りが面白いところではないでしょうか。ranking

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