株価の明暗 

 多くの企業が決算を迎える3月末にむけての不安から、今月上旬は株式が売られて日経平均は安値を割り込むような場面も見られましたが、SQを境に日経平均は上昇に転じて7000円割れと思われてから僅か数日で8000円付近まで上昇してきました。3月末の株価というものは非常に重要なものであり、7000円割れなどという状態でそれを迎えるわけにはいかないのは明らかでありましたし、それを回避する術を持っているという確信はありましたので、私は今月末の日経平均株価は8500円~9000円という見方をしてきました。blogranking???

 そして、実際に8000円付近へと株価が上昇してきたのですが、残念なことではあるのですがこの上昇の中心は日経平均に採用されている225銘柄が中心であり、波及しているとしてもその周辺までという事になっております。これほど上昇しても個別では安値を更新している様な銘柄もありますので、銘柄によって完全に明暗が分かれてしまっている状態であります。

 どうして明暗が分かれてしまったかといいますと、銀行や生保を助けるために行っている株高作戦でありますから、225銘柄やそれに準ずるような銘柄以外には買いを入れないのです。225以外の銘柄も上がらなくては意味がないのではと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、銀行や生保などが運用しているのはこうした銘柄が中心であり、聞いた事もないような銘柄はそれほど持ってはいないのです。ですから、株資産の中心である225銘柄が値上がりすれば良いわけです。そして、それを上げるためには日経平均先物を買えば良いですし、ETFを買っても良いのです。

 この様な状態になる事を予測した私は、今までは企業内容の良い銘柄を中心に、今後の景気回復政策を睨んで銘柄を選別してきましたが、どうしても効率が悪いとの判断になりました。しかし、下げ過程に入っていた相場ですから、どうしても売ればロスカットという事になってしまいます。そこで、期待の持てる銘柄に関しては保有を続け、下落に備えて空けておいた資金で225先物や225連動投資等を仕込んで行きました。また、個別では野村証券のファイナンス価格が決まった直後に仕込んだりもしましたし、いくらなんでも下げ過ぎだと判断した保有株はナンピンもしました。blogranking???

 結果として、下げてきていた銘柄は少しずつ戻る形で損金が縮小し、ナンピンが成功したものは利益になりましたし、先物や連動投信は大きな利益へと結びついて行っております。3月末へかけての株価上昇と、その傾向を予測し、結果としてその通りの展開となった結果であります。損金が残っている銘柄も、いずれはどこかで上昇してくれることでしょう。

 ただ、今現在をもって、私は一切の利益確定をしておりません。いくら利益が出ているとはいえ、これは含み益に過ぎないのです。どこでこの利益を確定させるのかが最も大事なところではあるのですが、これは追々書いて行きたいと思います。とりあえず、市場全体が強気になっておりませんから、今しばらく上昇が続きそうな気配は感じております。

目先は売りたくなるところ!?

日経平均は再度7000円割れか!?という恐怖を見せた直後に上昇を開始し、あっという間に8000円まで見えてきてしまったのですが、短期間にこれほど上昇すればその反動も出ますし、8000円ともなれば達成感も出てきてしまいます。あまり重要視はしておりませんが、テクニカル的に言えばボリンジャーバンドの上限のところまで株価が上昇しておりますし、利食いやカラ売りも入りやすいところと言えそうです。blogranking???

 さて、これはあくまでも目先の話なのですが、一旦株価が止まるなら売った方が良いのでは?という考えがわきます。利益確定は何にも勝る勝利であるとは思っておりますが、その後に更なる上昇があった場合、例えその前に押したとしてもそこで買えなくては何の意味もありません。せっかく恐怖に耐えながら7000円割れのところまで買い下がったのに、こんなところでふるい落とされたとなれば、勝利であっても悔しいという結果になってしまいます。

 どこで利食いするかというのは、実は買いよりも難しい事であり、私自身も迷う事が多いのですが、これは人それぞれの欲望の大きさが表れている部分であります。欲がなければ株なんかやらないわけで、欲をかく事が悪い事とは思いませんが、株の世界で許される欲の大きさというものはあるように思います。

 例えば、1万株買った銘柄が10円値上がりしたとします。まだ上がりそうな感じはするけれど、もう終わりかもしれない・・・。さて、どうすべきでありましょうか?まだ上がりそうという感覚自体が人それぞれであり、結果は神のみぞ知るところでありますから、どこで売るのが正しいという答えは存在しないのです。ただ、リスクを低減しつつ大きな利益を取りたいと思うならば、買いと同じように少しずつ売って行っても良いのではないでしょうか。blogranking???

 全部売って、押したらまた全部買って・・・。それで儲かるなら最大の利益が出ると思いますが、これでは単にギャンブルであります。そんなにうまくいく方法があるなら私が聞きたい位ですが、無いのが分かっているので特に探す気もありませんし、教えてもらわなくても結構であります。

 よく、売り場も教えてくださいという話が出るのですが、明確な売り場というものも時には出てくるものですが、分からないのがほとんどであります。利益の大小はあるかと思いますが、売り場はご自身でお考えになって頂ければと思います。ただ、私が利益を確定した場合は、それをお伝えいたしますので、参考になされたい方は参考にして頂ければと思います。ただし、一般向けに公開するのは何日も後になってからとなります。

 私は、誰よりも株の取引が上手だとは思っておりませんし、決して先生などではありません。皆様と一緒に同じ戦場で戦っている仲間なのです。なぜなら株式市場は教室では無く、これは明らかに戦場なのですから・・・。戦況は読みづらく決して楽ではありませんが、とりあえず見えている3月末へ向けて前進していくのみなのです。ただ、その見えているものもまやかしである可能性も否定はできません。何が起こっても死んだらそれまでなのですから、例え見えると思ったとしても、決して気を抜かない事です。死んでからお前のせいだと言ったって仕方がないのです。戦場に参加したのは徴兵ではなく、あくまでも志願なのですから。

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