白と黒と灰色と  

 善悪を色で表現すると、善を白、悪を黒で表現する事が多いのですが、周りを見回すと、そのほとんどは灰色の様に見えます。何を基準に善悪かと言われると、既にそこから灰色なのですから、物事に白黒をつけるというのは非常に難しい事であるという風に思います。blogranking

 最も善悪の判断をつけやすいと思う基準に法律というものがありますが、某法律解説番組!?の弁護士達は、一つの案件に対して色々な法律を持ち出して、あっちが悪いとかこっちが悪いと好き勝手言っております。日常に起こるトラブルは法律の解釈次第で悪くなる方が変わってしまうのです。

 自分が取った行動は、法律の解釈によっては悪になってしまうという事は、優秀な弁護士をつけないと犯罪者になってしまう可能性があるということです。本当に悪いことをしたのであれば、それは償わなくてはならないと思いますが、あれだけ優秀と思われる様な弁護士さんたちが毎回意見が割れるのです。ある意味本当に怖い世の中であります。

 株式市場にもルールがあり、特に仕手筋と呼ばれる様な株価操作をする様な行為を取り締まる法律が次々と作られてきました。去年の末には株券電子化という事になりましたので、偽株券が出回るような事も無くなるでしょうし、本当に健全な形になってきたとは思いますが、黒や灰色を白で上塗りして綺麗になったのですが、綺麗過ぎる水には魚が住めないというのと一緒で、株式市場の活性度は大きく下がってしまいました。blogranking

 昔の兜町は無から有を生み出してきたのですが、不明瞭な資金の流れを断つということで確かに健全化はして行きましたが、がんじがらめになって身動きが取れなくなってきたのは確かでありましょう。

 健全に越したことはないのですが、少々汚れた部分も残っていない事には住み難いといった感じで、どこか汚れたところはないかと探してみると、こんなに厳しくなった株式市場でも汚れた部分は残っておりました。どこが汚れているかというと、その法律を施行している辺りであります。

 先日、麻生総理が株価対策について、安易にやるべきではないという発言をし、慎重に考えている様な事を言いつつも、結局は株買いを実行していると思われるのです。私は今の状況においては株価に介入する必要があると思いますし、やって良いと思いますが、実際これは法律で規制している株価操作にも値するわけで、法律を元に白か黒かと言われたら絶対に黒だと思います。blogranking

 ただ、限りなく黒に近い白というか、やっぱり灰色なのですが、私はこの灰色が市場を活性化させる原動力であると考えております。昔は灰色から黒からそんな部分が多かったので、結構勝手に市場は盛り上がったりしていたのですが、そういった部分は強制的に白に塗りかえられてしまいました。ただ、その塗り替え作業をした作業員は結構汚れているといったところでしょう。

 私は株式市場に関しては汚れは必要だと思っている方なので、綺麗になってしまって住み難くはなっておりますが、そうした汚れた部分はしっかりと見つけだして、そこで気持良く過ごして行きたいと考えております。何せ灰色の部分というのは解釈次第では白にも黒にもなるのですから、とりあえず権力者の考えている方向についていれば大丈夫でありましょう。

それでも底割れはしないだろう

 米の株価は基本的に高過ぎるので、今を持って下げ続けても仕方のないことだと思います。今は眠っている悪材料があるので、とにかくそれが出てくるまではダラダラやってしまう可能性があると言えそうです。GMが破たんだとか、そういうものが出てこない事には底値を探る動きが続いてしまうのは仕方のないことであろうという感じがします。blogranking

 株価というものは、その値段に居ようとするならば、その下を見てこなくてはならず、今のNYというのは安値を更新している状態でありますから、もしも今の値段にいようとするならば、一度はその下を見てこなくてはならないはずなのです。今がその時だとするならば、居場所はもう少し上ということになりますし、もっと下を見てから今の位置が居所なのかもしれません。ただ、基本的には高過ぎる様な気がしてならないので、もう少し下を見る様な感じはします。

 これに対する日本株ですが、割高水準であるとは思いますが、PKOが徹底されており株価は目立って下がらなくなってきました。今日もNYが300ドル近く下げた翌朝だというのに、目だって売り物が無くなってきております。外資系の売りも細ってきており、GDPの落ち込みによるポジション調整も最終局面かと思われます。

 何度も書いてきているとおり、月末の株価は必要であるので、こんなことで株価を落とすわけにはいかないのです。もちろん失敗する可能性も残ってはおりますが、少なくともここからカラ売りだとか、損金確定などという行動では利益は出ない様な感じで見ております。

 下がる度に本当に買って良いのかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、何度も言うとおり国策に売りはないのです。下がれば買いで良いのです。ただ、どこでどう情勢が変わるかは分かりませんので、常に状況は把握して行くべきであります。私も考え方が変われば即座にご連絡致します。特に連絡が無い内は、少なくとも私は強気を維持していると考えてください。blogranking

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