NY株大幅安

  昨夜のNY株式市場はダウがほぼ300ドル安で、直近安値を割り込み6763ドルまで下落しました。主因はAIGが出した巨額の損失計上と、政府の追加支援が嫌気されたという事ですが、これだけ巨額の損失を出しても即座に資本注入されるという事は、最終的には安心感につながる事であり、私は評価すべき事と考えております。ただ、一応資本主義の代表国である米は、素直にこの国有化による再建という流れを受け入れる事ができず、一時的に拒絶反応を示してしまったということでありましょう。blogranking

  日本がバブル崩壊から立ち直るために必要だった事として、政府の銀行への資本注入と国有化があったのですが、あくまでも一時国有化であり、その後も国が管理しているというわけではありません。米もそのつもりであろうし、それは保護主義には反対するという声明もだしておりますから、間違いのない事でありましょう。

  AIGの決算が悲惨なものになり、政府が追加で資本注入をしなくてはならなくなる事は、市場は既に織り込み済みであろうという予測はしておりましたが、実際に出てくればとりあえず反応せざるを得ないという部分もあると思いますし、悪い部分が顕著に現れた結果がこの株安でありましょう。これは新たな悪材料というわけでは無いという事は確かであると思いますので、それ程気にする必要はない様に思います。

  しかし、マスコミはこの株安を大きく取り上げております。朝からNYは300ドル安だとか、AIGが巨額損失だとかそんなコーナーがいっぱいです。今夜の某キャスターも「大変な損失が出ました」とか、深刻そうな顔をして話をしてくる事でしょう。それを目にする投資家は弱気になって当然と言えば当然でありましょうが、そこで一緒に弱気になっていては株式投資で利益を出す事はできないと言って良いのではないでしょうか。皆が弱気になって売っている時こそが最大のチャンスなのです。blogranking

  ひとつ面白いお話をしましょう。理解しているようで理解していない方が多いことなのですが、売り一色の相場になった時、我先に売るというという暴落が起こったと仮定し、投げ売りが1億株出たとします。さあ、買いは何株入るでしょうか。答えは1億株です。売りが売りを呼んで増える事もありますし、当然カラ売りの買い戻しというものもありますが、どんな売りが出たとしてもそれに見合った買いは必ず入るのです。もちろん倒産などの特殊な場合は除きますが、どんなにみんなが売りに来ているという報道がなされたとしても、それと同等の買いは必ず入っていると考えてよいのです。

  株というのは安い時に買って、高い時に売るという事をしなくては儲からないのですが、狙っていてもなかなか安い局面というのはやってきません。そして、せっかく安い時が来ても皆が弱気でマスコミも不安を煽るので、なかなか行動できずに買うどころか売ってしまうのです。その結果として、安い時に買って行くところに「旨味」を持っていかれてしまうのです。

  もちろん暴落がその後の更なる暴落の入り口である事も多々あるので、今の下落がその後にどう影響するのかを考えなくはならないのは確かですが、今の日本株は政府が株価対策をすると発表しているのですから、いくら不安だからと言って売っていては儲からないという事になるでしょう。blogranking

  今は不安で不安で仕方がないという方も多いかも知れませんが、私はこれが今年前半の最大のチャンスではないかと考えております。ただ、もしも想定外の事が起きたならば、それは改めてレポートし、投資方針も修正して行く事となりますので、世の動きは良く観察して行くようにしてください。

昨日公的資金が入らなかった理由

  昨日の日経平均株価は想像以上に売られて、大引けにかけてはやや持ち直したものの、目立って公的も買ってきていないようでしたので、何かあるのかな?というような感じで相場を見ていたのですが、昨夜のNYを見て納得が行きました。公的資金の買いというのは、人の金を適当に運用している様に思われる方も多いかも知れませんが、実はかなりのプロフェッショナルであると同時に、誰にも負けないインサイダー情報を持ったところがやっている事なのです。当然昨夜のNY株式市場は、AIGの巨額損失が出て公的注入になるということも知っていたという事になると思います。任せておけば大丈夫というわけではありませんが、かなりレベルの違う運用をしているのは確かであると思います。当然それが良いか悪いかは別次元の話ですが・・・。

  とりあえず、昨日は無理に買ってもNYが安くなるので無駄弾になるとの判断で買わなかったのでしょう。そして、今日はそのショックで売られるでしょうから、皆が嫌がって売ったところでは出動してくる事でありましょう。昨日買わなかった分も買ってくるかもしれませんし、今日は朝の安いところが本日の安値ということになる可能性が高いと考えております。もしかしたら7000円を割れる局面もあるかもしれませんが、あったらそこが正しく底に近い状態なのではないでしょうか。blogranking

  どんなに不安になったとしても、日本は株価テコ入れを表明しているのですし、何度も言います通り今月末の株価は7600円辺りをは欲しいところなのです。しかも、安心感を与えるためには8500円から9000円位は欲しいところでありましょうから、この水準から株価が下に行けば行くほどチャンスであると考えるべきではないでしょうか。株価と一緒に沈んでいてはいけないというのが私の考えであります。

  色々と不安はあるかもしれませんが、とにかく株価をテコ入れする事は国策であり、昔から国策に売り無しという格言がある通りで、これに逆らってはいけないのです。この局面で不安に駆られて売ってしまうと、本当にさよならになってしまう可能性が高いように思います。NYがどれだけ下がろうとも日本株が反応しなくなってくる日は近いと考えてよく、その動きを読み切らなくてはいけません。もしかすると、今日は朝から安くても大引けには変わらず位まで戻してくるかもしれません。売りきったと思えばそんな動きもあるかもしれないのです。

  とにかく、NYが安い=東京も安いという思い込みは捨てるようにしなくてはならない局面に差し掛かっていると思いますので、弱気になっている人を横目で見ながらしっかりと自分の進んで行く道を見つめて行動して行くべきでありましょう。blogranking

 なお、メンバーについてですが、そろそろ新規定員枠に達しそうなので本日中に締め切らせて頂きます。僅か三日間の募集となりましたが、今月も多数のお申し込みありがとうございました。

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