G7は終ったが実は何も変わっていない

 週末に開かれていたG7が閉幕し、各国で一斉に財政出動をするという決意が示されましたが、結局はどこがどれ位という数字が出たわけではなく、具体的にはどうなんだという疑問しか残りませんでした。やらなければ世界経済は壊滅的ダメージを負うことになるのですから、当然何かをやらなければならないわけですが、今回のこの世界同時金融危機というものは、現代社会そのものの病巣の様にも思いますから、そう簡単に答えが出るわけもないので、この結果は仕方がないとしか言いようがありません。

 そもそも、日本がバブル崩壊から立ち直った経緯は、円安が輸出企業を儲けさせたというのが最大の材料であるのですが、その反動として表れたボロボロになった国債を買い支える財力があったからなのです。また、経済環境も日本だけがバブルであったのと、日本以外の世界中がバブルであった今回との差は大きいと言えるでしょう。例えばドル安にして輸出で回復させるにしても、いったいどこが買ってくれるというのでしょうか。当時は日本の物を米が買ってくれたり、ヨーロッパが買ってくれたり、中東が買ってくれたりしていたからこその回復であります。

 今回の世界同時バブル崩壊ですが、日本がバブル崩壊から立ち直った時の様に、今度は日本に力があれば世界中の製品を買いこんで、世界中を不況から脱してあげる事が出来るとは思いますが、現実的にはそれは無理なのであります。それでもある程度の財力がある我が国ですから、クリントンは一番に日本に飛んでくるのです。何とかしてお金を出させたいのです。そこで、今にも交代しそうな麻生首相と話をするよりも、小沢さんと話をしたいのです。理にかなってますが、国民としては非常に悲しい話でもあります。

 しかし、中川さんの記者会見は酷いものでした。アル中だとは噂で聞いておりましたが、飲み過ぎか、禁断症状かは分かりませんが、本当に酷いものですね・・・。お酒が悪いとは言いませんが、お酒の力を借りないと生きていけない様な人が国の重要ポストにいるというのは、本当に情けない事であります。もはや麻生政権は終焉の時ということになりそうな気がしてなりません。




 日本がお金を出せばある程度は効果があると思いますが、結局は下がらなくなるだけで上がりもしないという状況になりそうな気はします。結局米の大量消費社会が頓挫してしまったのですし、皆さんもお分かりのように世界中は低炭素社会と銘打って、大量消費社会にブレーキをかけているのです。何をどうやろうとも、もう元には戻らないのですから、本当にやるべき事を間違うと本当に大変な事になってしまいます。

 さて、この困難から世界は立ち直ることができるのでしょうか。G7が終わり、何か進展した様な気がしてしまうかもしれませんが、実は何も変わっていないのです。見極めるのは非常に困難でありますし、未曽有の危機なのですから、結果を正確に予測するのは不可能なのです。そもそも優秀な人たちが作り上げた金融システムが崩壊しているのですから、誰が何と言ったってそれがどれほど信じられるというのでしょうか。

 今できる事は、下げる可能性に対しての備えをしつつ、上にも下にも行けない相場での細かい波乗りをして行く事です。長期的に買われてくる銘柄は見えますが、相場全体がどうなるかは正直言って見えておりません。今現在の材料で予測するのは不可能なのです。この局面で底は何月になりそうだとか、年末には回復しそうだとか、色々な意見を目にするとは思いますが、そんな事に耳を傾けてはいけないのです。

 断言しますが、今の世において先行きなんて分かるわけもないのです。突発事項を抜いても無理です。不安なので色々な意見を聞いてしまうでしょうし、より自分の考えに近い案を信じてしまうとは思いますが、いつもスタンスはニュートラルにしておくべきと思います。常に暴落に備え、こうした小さな波を捉えて売買して行くことを繰り返している内に、きっと何かが見えてくると思いますので、そうなるまではとにかく慎重に事を進めて行きましょう。リスクは高目ですが、稼げない相場ではないのです。ただし、不安な方はしばらくお休みしていた方がいいかも知れませんblogranking

真逆の相場

今日はGDPが予想よりも悪いということからか、日経平均が大きく売られてのスタートとなりそうですが、売られているのはこの前までPKOによって買われてきた銘柄が中心であり、私が見ている様な銘柄はほとんど影響を受けておりません。逆行高してくれれば最高なのですが、ちょっとそんな感じでもありませんし、結局はいつもと変わらない感じなのかもしれません。

 朝からこんなに日経平均が下がると怖いという感じがするかもしれませんが、やるべきことはいつもと一緒であります。より突っ込む銘柄を探し出して日計りみたいな感じで良いと思います。日経平均は下値の目処に差し掛かっているわけですから、ここで弱気になっていては相場では勝てません。

 買うべき銘柄は、先週もお伝えしたとおり・・・。まあ、自慢できるような銘柄ではありませんから、公開しても良いのですが・・・。とにかくあれを上手く駆使してこの相場に対応して行ってください。特に多くを語る相場ではありません。

 今日も基本を守ってしっかりと対応して行きましょうblogranking

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