ロシア危機

先日イギリスとスイスの危険性についてお話させていただきましたが、ロシアについてもデフォルトの危機にあると考えてよいでしょう。原油高が目先だけのものと知ってか知らずかは分かりませんが、資金力にものを言わせて強引な政策をとっていたのですが、原油安と共に勢いは一気に無くなりました。勢いがなくなるだけならまだ良いのですが、株式市場はピーク時の8割減ですし、ルーブルは5割減という状態にまで売られる事となってしまいました。

 今から11年前だったでしょうか。ロシアがデフォルトを起こしたのは皆様の記憶にも新しい方かとは思うのですが、立て直しから干支が一周する前に再度のデフォルト危機という事になっております。20年位前までは米と肩を並べる超大国だというイメージが強かったのですが、ここまで来ると本当にまともな人間など住んでいない様な気がしてなりません。

 まあ、国民一人一人は結構良い人が多そうな気がするのですが、国の頭を張る人たちはかなり酷いということなのでしょう。もしも、このままロシアがデフォルトという事になりますと、流石にこんな国を相手にする国は無くなるといった感じではないでしょうか。景気の良い時に進出した日本企業も悲惨ですが、進出のニュースを見る度に、本当にこんな国に出て行っていいのだろうか?北方領土問題も解決していない国に対して良く投資するなんて正気とは思えない・・・という感じで見ておりましたから、自業自得であろうとも思いますが、もしかすると日本政府からの後押しで行ってたのかもしれませんし、真相は良く分からないですけどね・・・。何にしてもロシアの現状はかなり悲惨な状況であるといえるでしょう。

 ちなみに噂ではありますが、ロシアは景気が悪くなると日本の漁船をだ捕する事が多くなります。だ捕されるのはいつも新しい漁船で、古い漁船は捕まりません。領海を超えたとかがだ捕の理由ではなく、古いか新しいかがだ捕の理由であるといっても過言ではない位ぼろい船は捕まりません。ボロ船だったらロシア沿岸で漁をしていても帰れと言われるだけかもしれません。だ捕した新船をどうするかというと、乗組員を日本に送り返して、自国の漁民に売り払うのか、それとも国営のかなんかで使うのかは知りませんが、とにかく船は自分のものにしてしまうのです。とんでもない国だと思いませんか?日本の北側には恐ろしい国が沢山あるのです・・・。

 こんな国はデフォルトになって無くなってしまえば良いとさえ思うのですが、悪いのはおそらく国民ではなく国家であろうと思いますし、実際はデフォルトになってもまた同じようなことを繰り返すのかもしれませんから、どうなろうとも何も変わらないのかもしれませんが、こんな身勝手な国が日本の直ぐ北側にあると思うと、どうしたって軍事力は手放せないということになります。力で解決するのは良くないことだと思いますが、対話のできない国に対して丸腰で話し合いができるはずもないですからね・・・。平和な世界を望みますが、そうなる日は遠いといったところでしょうか。

 もし、このままロシアがデフォルトとなった場合ですが、正直言ってその影響はどこまで広がるかは分かりませんが、これだけルーブルが安くなっておりますし、破滅的な影響が出る様な事はないと思いますが、とりあえずは世界中で株価の下落が起こる可能性はあります。それがイギリスやスイスに引火するかもしれませんし、何とも難しいところではありますが、いずれにしてもそうなって売られたところは買いチャンスということになるでしょう。
 
 有るか無いかは分からないことでありますが、あった時に出動する資金さえ残しておけば、こうした危機が起こったとしても乗り切れます。ですので、今は必ず余力を残した投資を心がけて行くようにした方が良いように思います。

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最新の投資判断

 ここのところイギリスやスイス、ロシアに対するリスクについてのレポートを書いてきたのですが、そんなに悪いならば株をやらない方がいいのではないかというご意見を頂きましたが、全くその通りであると思います。こんな危ない時に運用しようなどというのは正気ではないかもしれません。目先にリスクが転がっているのだから株なんてやらない方が良いに決まっているのです。

 ただ、それは失いたくない大事なお金を運用しているならばということになると考えております。本当に大事なお金であるならば、そもそも株式で運用使用などと思わずに、普通預金とか、頑張って定期預金とかにすれば良く、1行に対して1000万円を限度に分散して預けるのが最も良い方法でありましょう。また、値上がりはしておりますが、危機を最大限にヘッジしたいということならば、現物の金を買うのも良いでしょう。どこの国がデフォルトに陥っても新たに金が大量に市場に出てこない限りは暴落したりすることはないと思います。これが大事な失いたくないお金を守る方法だと思います。

 私は株で生計を立てており、利益を出さないわけには行かないですので、どうしても本格的に休むという事が出来ません。数日は様子見をしたりしますが、数週間とか数か月というお休みは想定していないのです。実際はお休みしてもいいのかもしれませんが、利益が出せると思えば休んでいられない・・・たぶん病気なのかもしれませんが、とにかくお休みはできないのです。よって、これだけリスクがあるとしても活動して行く事となるのです。

 まあ、単にバカなのかもしれませんが、株式投資において本当に怖い事というのは、誰もが想像もしなかった出来事が起こることが怖いのであって、誰もが想像できるような事が起こる分には怖くないのです。911のテロが起こった時は本当にヤバいと思いました。買い建てしていた分は全て吹き飛んだのですから・・・。予兆が無かったわけでは無いですが、あれは私には予測しようがなかった事件であります。ああなっては相場が安定していたとしてもやられてしまうのです。ですから、もしも運用に失いたくない大事なお金がということであれば、株式投資そのものをやらない方がいいのです。元から安心などという言葉は何処にもないのですから・・・・。

 この話を聞いて911テロの様な事さえ無ければいいのだからという感覚で見ていたら、ちょっと認識が足りないかもしれません。阪神淡路大震災の様な地震が東京を襲ったら・・・。これもかなり大変なことになるでしょう。証券取引所が倒壊し、霞が関も壊滅とか、首都機能がマヒしたら株式市場も大変なことになってしまいます。テロに限らず天災もあるわけですから、絶対に安心などという言葉は株式市場においては存在しないと考えた方が良いのです。

 ですから、私はリスクを理解し、最悪の場合は無くしても仕方がないという覚悟がある方がほとんどであろうという認識の下でレポートを書いております。もしも、そういう認識が無かったということであれば、無くしても良いお金とはどれほどなのかというのを、もう一度考え直してから株式市場に来るべきだと思います。こんなはずではなかったでは済まされないですし、私の周りだけでもそんな人が居ないようにしたいです。

 というわけで、リスクを理解しているという方にお伝えしたいのですが、ここ数日で私が想定しているリスクはほぼ書き終えました。実際に起こり得る危険な悪材料ですし、可能性は結構高いように思います。ただ、本当に危険な材料だけに国単体だけではなく、周辺各国もその危機に対してそれを封じ込めようと必死に対応しているのです。想像もつかない様な手を使ってこの困難を乗り切るかもしれません。株価自体は相当危機を織り込んでおりますから、これらの危機が発動したとしても、その勢いで売られたところが大底ということになるでしょう。

 よって、出るかどうか分からない悪材料に怯えていても仕方がないので、資金の半分を目安に投資活動を継続し、危機が訪れて暴落するような局面が出てしまったら残りの資金でナンピンという作戦を取ろうというのが今の私のスタンスであります。これでも守りの姿勢なのですが、一般的には攻め継続と映ってしまうかもしれませんが、これが私のスタンスであります。

 明日は当面の日経平均の下値と、3月末株価についてレポートしたいと思います。

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