悪材料の出尽くしは近い!???

 相場全体は悲観的ムードが強く、当然上値は買ってこないのですが、だからと言って底値を割る様でもありません。去年の10月に起こった暴落によって形成された安値は未だに割っておらず、それ以降に出てきた全ての悪材料を織り込んだものとなっております。確かに暴落時というのは実際の価値よりも大きく売られる場合が多いのですが、相場というものは不思議と先を読んだ動きをしているものです。新たな悪材料が出る可能性が無いとは言えず、世界経済は経験のない程痛んだ状態にあるため、どうしても先行きに懸念を感じてしまうのですが、相場で成功するためには大衆心理を持っていてはいけないのです。皆が不安に思っている時こそがチャンスなのです。

 先日、英のバークレイズが赤字の決算を発表し、ロイヤルバンクスコットランドと負債を合計すると10兆円にも達すると言われる程の状態となってしまいました。数か月前に予想されていた赤字幅よりかなり酷い決内容ですが、その当時はそんな程度の赤字で済むのか?という疑問でいっぱいでしたが、今発表されている内容はそんなに酷いのかという感じもするのですが、出るべきものはやっと出てきたなという感じでもあります。

 余談ですが、バークレイズは酷い決算を出したのですが、公的注入を拒否し、自力の再建を発表して株価が暴騰しました。OILマネーのバックでもあるのだろうかという感じがするのですが、何にしてもバブル崩壊後の日本の銀行の様に強がりだけで自力再建を発表したわけではないと思われますし、バックが付いているとしても何の見通しも無くして自力再建という強気の対応はしないことでしょう。バークレイズも景気の底というか、株価の底を見抜いているのかもしれません。

 とにかくここ一ヶ月で相当悪材料が出てきました。日本もトヨタが赤字だとか、ソニーも赤字だとか、今年の日本の税収はどうなるんだ?というほど赤字が連発されております。先日銀行以外にも公的資金を入れるという話が出ておりましたが、企業へお金を出すのが銀行であるのですが、政府は既に日本の銀行は死んだと言いたいのかもしれませんが、ここまで来ると本当にこの国は民主主義の国なのか?という疑問が浮かび上がってきます。民主主義が完璧だとは思っておりませんので、別にそれでも良いのですが、民主主義だと言っているのだから、行動もそれに伴って欲しいと思います。日本の最大の悪材料はこうした政策しか出せない政治のせいかもしれません。まあ、こんなにコロコロ首相が変わるような国は、世界からは相手にされていないかもしれませんが・・・。

 まだはっきりとしたビジョンが見えているわけではないのですが、まだ見積もりが甘いだろうという感じから、やはりそこまで悪かったかという様な感じに変わってきており、相場全体は消化不良をおこして立ち往生といった感じでありますが、新たに株価が安値を更新して行くような気配はそう強くはない様に思います。例えここで安値を割ったとしても、そう遠くない内に今の水準以上に戻っているだろうという感じも強く感じております。一発で底値を取るのは難しいのですが、ここから先は何度かに分けて買い下がるような感じで対応して行けば、きっと大きな利益を手にする事が出来るのではないかと見ております。

 また、こういった局面は特殊な銘柄が動き出したりするものです。ITバブル崩壊後に8029ルックが暴騰し、次々とそういった銘柄が上がって行きました。今はまだそんな状態にはないのですが、必ずそんな相場に発展するのではないかという気配は感じております。ダメだダメだと悲観するばかりではなく、前向きな姿勢で相場に対応していくことにより、酷い中でも素晴らしい体験ができる可能性が高い状態だと思います。楽観はできませんが、常に前向きな姿勢で相場に臨んで行くべきではないでしょうか。

昨日と同じ

 昨日は下がれば買われ、上がれば売られといった感じで、大引けには怖くて持ち越しできないという動きから売られて終わったのですが、今日も似たような感じになりそうな気配であります。朝方はNYが反発したことと、昨日下げてしまった反動で高く始まりますが、結局は買い切れずに落ちてくるような感じでしょう。そして、落ちてきたらまた買うといった感じになるのではないかと思います。よって、朝方の強含みのところを買いに行くと嫌な思いをさせられる事と思います。

 正直言って毎日ほとんど変わりがなく、やる事は毎日一緒といっても過言では無く、あまり書く事はないというのも事実です。最新の状況や銘柄についてはメンバー様に配信しておりますし、ご質問にもお答えしておりますので、詳しくはメンバーサイトの方をご覧になってください。

 相場は底割れするかもしれないという不安が大きくなってきており、アナリストの中には日経平均が6000円だとか5000円だとかいう意見も聞こえ始めております。これが大多数の意見になると嬉しいのですが、まだまだ少数意見ですからね・・・。少数意見だとそうなってしまうような気もしないでもないのですが、少なくとも私はその様なシナリオにはならないように思っております。過剰な心配はチャンスを逃す結果になってしまうと思いますので、あまり敏感になり過ぎないようにしたいところです。

 ただ、月末までは色々な指標やら決算やらが出てきますので、どうしても動き難いというのはあります。企業の決算対策売りも出ており、相場全体が重たいのは仕方がないことかもしれませんが、早くから決算対策売りが出ているという事は、例年よりも早く売りが終わる可能性もあるのです。節分天井にならなかったのは例年と違う動きだったからでありますから、当然彼岸底も違う形で出てきてもおかしくはないでしょう。何にしてもいつもニュートラルな感じで見つつも、どこかに相場の転換点があるはずなので、それを見逃さない様な感じで行ければと思います。

 何度も書いておりますが、相場は悲観の中から生まれるのです。間違いなく今がその悲観の時だと思います。

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