オバマ氏にかける世の期待

 イスラエルの戦争の影響もありますが、ここのところのドル高、原油や金価格の上昇、そして株価の上昇の主因はオバマ次期大統領への期待感の表れであると見てよいでしょう。財界の新年会で企業トップがマスコミのインタビューに答えているのを見ても、オバマ氏の財政出動に期待とか、皆が口をそろえてオバマ、オバマと言うばかりであります。日本の一流企業のトップが真剣にそんなことを考えているとは思いませんし、おそらくは世の中がその言葉に期待して消費を伸ばしてくれればとの思いからの発言であろうとは思いますが、本気でオバマ氏に期待しているとしたら日本企業は終わりかもしれません・・・。

 何度も書き続けてきている事でありますが、景気が悪くなるのはこれからであって、どう考えても今が底ではないのです。そして、この金融危機と景気悪化から抜け出すために出している全ての政策はお金を出すことばかりであります。今はオバマ期待とイスラエルの戦争と、混乱している日本の政治の影響でドルが買われていたりしますが、米の財政出動はドル売りにつながるのは間違いのない事実であり、どこかで必ずドル安が再発する事でしょう。公共事業が景気の下支えをするとしても、そこから景気が上昇するようになるまでは相当時間が必要となるのです。

 今回の世界同時不況というか、この世界中のバブル崩壊は、そんなに簡単に回復するものではないのです。株価の上昇で株式市場には安心感が広がり始めておりますが、とても安心できるような相場ではありません。新しい何かが起こらない限りは、去年の様な暴落は起こらないのですが、この様なジリジリと上昇して行くような相場は、下げる時もジリジリと下げて行くものです。今出動するとナンピンを繰り返す結果になりかねませんので、とにかく勝負は短期に徹するべきでありましょう。

 また、相場の傾向を見ていると、柱の銘柄は予測通り上昇して行っているのでそれはそれで良いのですが、ボロ株と言われるものが買われ出しております。値動きの良さと値段の安さが個人投資家に受けるのですが、ボロ株相場が始まるとどうしても相場全体の目先の天井が近いという感じがしてきてしまいます。オバマ氏が20日に大統領就任するわけですが、そこまでこの上昇が持つかどうか、そして、最大行ったとしても2月3日の節分辺りまでではないかと見ております。二年振りに今年は節分天井ということになるかもしれません。そして、節分天井の後は彼岸底ということで、3月中旬まで酷い状態が続く様になるかもしれません。

 よって、目先はとにかく注意!比較的値幅が大きいので相場の中心にある銘柄の日計りでも十分に利益が出るケースが多いので、上手く銘柄を分散して日計りに徹して行くべきではないでしょうか。数日は上昇するかもしれませんが、このまま1万円回復だとか、そんな都合のよいシナリオは無いと考えていた方が無難であろうと思います。

注目銘柄の動き

 5233太平洋セメントが大きく上昇してきました。日計りでは美味しく行ける日も多いのですが、流石にここから新規で仕込むのもなんですし、これは完全に一般公開銘柄としてしまいます。私の仕込みは11月末前後の120円付近で、ここまでの上昇で半分以上は利食いしてしまいましたが、いくつかは今後の発展に期待してホールドという形を取っております。今後の発展が楽しみな銘柄であります。5981ロープもまずまずの動きで、更に今後の動きに期待がかかるといったところでしょうか。

 そして、昨日から買っている某建設とか(実は我慢できずに予定よりも1円高く買ってしまった)とか、某食品関連とか、色々と期待している銘柄はあるのですが、実は某銀行株が物凄く気になって仕方がないのです。2月には大きな動きが出てくる可能性が高く、絶対にいくつかは仕込んでおかねばならないといった感じで考えております。実際少しずつ買っているわけですが、多分私の読みは当たると思いますので、興味のある方はメンバーズレポートをお読みになってください。失敗しても大損するようなことは無いでしょうし、非常に良い銘柄だと思います。

 本日はメンバー様の質問が多いので、短めに終わらせていただきますが、とにかく全体的には非常に危険な状態となっておりますので、決して安心感を持って買いに行くようなことだけはしないようにした方が良いと思っております。結果は神のみぞ知ることではありますが、精一杯努力して本日も共に頑張ってまいりましょう!

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