新年のご挨拶

  新年明けましておめでとうございます。謹んで新年の御慶びを申し上げます。本年も昨年同様のご愛顧をいただきますよう宜しくお願い申し上げます。皆様のお役にたてるよう、力の限りレポートを続けてまいります。

今年の相場予測
  
  さて今年の相場予測ではありますが、目先は何とか読めるのですが、今年という大きな流れを読むのは非常に難しい状態であると言えそうです。世界は大きな金融危機に見舞われており、ここからどう展開して行くのかを読むのは不可能に近いことでありましょう。現時点で揃っている材料で今後を読むことなど無理だと思っておりますので、今後どうなるかという事を無理に考えない方が良いように思います。

  今必要な事は今後起こる事を予測し、予測した事が起こった結果に対してマーケットがどう反応するかを予測しその結果に対して柔軟に対応することでありましょう。ここでのポイントは、相場が上だとか、下だとかというような方向を予測しないことです。どちらに行くか分からない様な材料ばかりですから、方向を決めつけないようにする必要があるでしょう。あくまでも臨機応変な対応が求められます。

  とりあえず今の株価は高いのか安いのかという事を考えなくてはならないのですが、日経平均での9000円+αは高値の限界点ではないでしょうか。ここから上はいつ崩れてもおかしくない水準であろうと思いますので、日経平均がNY相場に引っ張られる格好で上昇して行くとしても、決して置いて行かれるという様な感覚にならないようにした方が良いのではないかと考えております。

  そもそも、このNY株高がどうして起こっているのかということを考えなくてはならないのですが、最大の要因はオバマ期待でありましょう。1月20日の就任を目標というか、とにかくそこへ向けては上昇しやすい状況が続きます。ただ、先週金曜日に米政府が発表した政策で、金融機関から将来発生する不良債権を300兆円まで保証するというものがありました。思い切ったことをするなと思いましたが、その一方でその財源に対する言及がどこにもないのです。

  さて、これほどの財源はどうするのでしょうか・・・。不良債権処理なのですから、これはどう考えたってドル売り要因であります。実行されれば間違いなくドルは売られることになります。どうしてこんなに景気が悪いのに円高になるのでしょうかという様な内容で質問が来ておりましたが、円高では無く、あくまでもドルが売られるから相対的に高くなっているだけであって、円が優秀だから買われているというわけではないのです。他の通貨よりもマシであるという考え方もあるにはあるのですが、根本はドルがどこまで売られるかというだけの話であります。

  このドル安は輸出立国日本にとって、本当に大きな脅威であります。90円位までなら何とか努力して耐えられるかもしれませんが、これが85円だ80円だとなってくると、優秀な企業はみんな日本を捨てて海外に拠点を移してしまうことになるかもしれません。このドル安はそれぐらい脅威なのです。

  米はお金を出さねば銀行をはじめとして経済がパンク状態になってしまいますから、困っているところにお金を出さねばならないのですが、その財源に言及していません。どうして?それはドル安になる方向に政策を持って行けば、それに困った日本はドルを買うしかないのです。絶対に逃げられない状態なのです。何も言ってきませんけど、日本は背中に銃が押しつけられた状態なのです。振り向けば殺される様な、そんな感じではないでしょうか・・・。

  また、イスラエルの戦争ですが、本当に悲惨な事が起こっております。そもそも中東のど真ん中に民主主義の国を作っている事自体が間違いなのです。武器を売るために、中東には常に火種を作っておきたい米の策略だとは思いますが、本当に悲惨極まりない話であります。間違っても日本がこの戦争に加担しない事を祈ります。ある意味この戦争が有事のドル買いということでドルが上昇する要因になっているので、日本も少しは助かっているという事もあるのですが、そんなドル高は押しつけないで欲しいです。

  ざっと書いてきましたが、こんな状態でありますから、ここから先半年とか一年を見通した予測など出来るわけがないのです。あまりに大きなお金が突然動き出しますので、どっちのどう動くかを予測するのは不可能であると考えるべきでありましょう。ですから、スタンスは常にニュートラルである必要があると思います。

  ただ、現時点で日経平均9000円オーバーは、完全に行き過ぎであると思いますので、特に上昇している時は日計り以上の事はしないようにすべきでありましょう。このまま経済が回復して株価も上昇してなどということだけは有り得ないと考えるべきです。株価だけは上昇して、もしかしてこのまま・・・という感覚に襲われる可能性が高いとは思いますが、是非ともそこは自重した方がよろしいかと思います。基本は安い時に買うことなのですから・・・。

大発会

  今年も大発会を迎えたわけですが、年末は慎重を期して現金化を進めようと思っていたのですが、年始は高そうということで株式での年越しを増やす方針ということにしておりましたので、この株高は非常に嬉しいといったところでありましょうか。大発会から高額利食いが出来そうな雰囲気であります。メンバー様もいい感じの方が多いのではないでしょうか?

 ただ、本当に気をつけなくてはならないのは、この株高は幻である可能性が高いということです。このまま日経平均9500円だとか1万円だとかということにはならないはずなのです。今の状況に大きな変化がないままにそうなったとするならば、それはもうカラ売りの対象でしかないということになります。

 株価というものは、行き過ぎてしまうという性質を持っており、有り得ないほど落ちる事もあれば、有り得ない程上がることもあるのです。有り得ないところで間違った行動をすると、大底でロスカットさせられたり、大天井で買ってしまったりするのです。間違ってもこのまま相場が上昇して行くということはないはずですので、とにかく冷静に対処してまいりましょう。

 もし、私の判断がこのまま相場が上昇するという形になったとしても、その時はその時に買える銘柄を見つけだす自信がありますし、とにかく今は慌てない事でありましょう。

 とりあえず、持ち越してきた分を利食いして、大発会は利食いからスタートと言う事にしましょう!

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