底値は確定した可能性が高いが

 先週末までの動きを見る限り、日米共に株式市場は比較的落ち着いた雰囲気でありましたし、政策的な材料も出揃ってきておりますので、株式市場の急激な悪化は当分無い様に感じました。新たな悪材料でもない限りは、日経平均で7000円、NYダウでの7500ドルは、とりあえず来春まではキープされるものと思って良さそうです。

 ただ、これまでに出された景気刺激策や、経済支援策は各国の借金を増やしているのも事実でありますので、体力のある国は何とかなるとしても、体力のない国に関してはそのままデフォルトという可能性も否定できません。世界経済に大きな影響を及ぼすようなデフォルトでなければ良いのですが、現時点でどこがデフォルトになるかまでは分かりませんので、為替などを睨みながら様子を伺う他はないでしょう。

 また、株価が底を打っているとしても、実態経済の底はその半年後辺りとするのが妥当でありますので、今から約3ヵ月間は苦しい状況が続く可能性が高いと思われます。暴騰して苦しかったエネルギー価格も下がり続けており、経済コストは全体的に下がっておりますので、エネルギー価格が高いままで居るよりはだいぶ良いはずですし、今まで一番経済を苦しめてきた部分でありますから、このエネルギー価格の下落がこの苦しさを和らげてくれるのではないかとも思いますが、とにかく先を見通すのが難しい状況です。

 底は打っているが、上値も見えているという状況に変化はありませんので、決して無理な投資はしないようにといったところでありましょう。また、ますます円高は進みそうな気配ですので、特に輸出関連銘柄には注意して行かなくてはならないでしょう。日経平均という意味での底値は確定した可能性が高いと思いますが、銘柄的な明暗は分かれると見ております。

ボックス相場

 完全にボックス相場になってしまっておりますし、しかもその上限に近いところでの動きが続いている様に思いますので、手を出すのはかなり難しいという感じがしております。銘柄を選別すれば何とか対応できるという感じですし、ボックスの上限であるという感じが強いので、銘柄を選別したとしても高いところで買いつくと嫌な思いをさせられる事が多くなると予測しておりますので、その出動はどうしても慎重にならざるを得ません。

 先週末は、週末に経済対策などが具体化するとの噂が出ておりましたので、メンバー様にはその旨をレポートさせていただきましたが、実際に出てきた内容はちょっとインパクトに欠けている感じでありました。とりあえず週明けに売られる様な材料が出たわけでもありませんでしたし、今日は相場全体が悪い雰囲気ではないと思いますので、先週末に仕込んだ部分は特に問題なく利食い出来ることでしょう。

 また、大引けには大分清算してしまうと思いますが、本日は朝から買いで入っていこうと計画しております。詳しい銘柄についてはメンバーズでご紹介して行きたいと思いますが、現在のところ日経平均の中心は8000円で、上下プラスマイナス1000円と見ております。それほど上値が残っている値位置ではないと見ておりますので、安いところで買っている部分は別ですが、基本的には買いを持ちにしたまま大引けを迎えるということはありません。

 相場全体は年末の株価が欲しいという第一目標に向かっているだけかもしれませんし、特に年末年始で売買停止になる銘柄がありますので、色々と予測不能の事態が起こる可能性も高いと考えます。とにかく無理に買いつく場面ではないと思いますので、常に余裕を持った行動をして行くようにしたいところです。

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