ドル安はどこまで行くのか

 ドル売りが止まらない状態が続いているのですが、FF金利が実質ゼロになったわけですし、今後は国債以外の債権も買い入れると発表しているだけに、とてもドルが今の値段を保つ事は出来ないということになります。米がゼロ金利に至る事や1ドル90円を割り込むことは予測済みのことであり、100円台の時からその様に書いてきたわけですが、予測が難しいのはどこまでドルが売られるかということになります。

 このドル安を止めるには為替への協調介入が最も有力な方法でありますが、各国の思惑が絡み合い、政治的判断が必要とされる今、有力とはいえそう判断するに至るにはまだ時間がかかりそうです。半端なところでの出動は無意味に終わってしまいますし、どうしてもある程度行くところまでは行ってもらわないといけません。各国が納得して出動する水準は80円前後ではないかという予測はしておりますが、こればかりは経験からの「感」であって、予測というよりも予想程度の話であります。

 分かりやすい様に日経平均をベースにお話ししますと、先日の7000円割れまで売られたところが一番底であると思いますが、為替が1ドル80円まで行くと日経平均は再度7000円近辺まで売られる様な感じになるのではないかと思います。それでも11月21日に二番底7400円というものがありますから、近辺とはいってもこのラインまでで止まるのではないかという感じはしております。日経平均が底割れして更なる下落を始める様な展開になる前には止めてくるという読みであります。ただ、実際はもう少し為替が円高に振れて、その時の株価をしっかりと観察せねばならないので、対応は柔軟にということになります。

 正直言って輸出が主体の企業にとっては当分悲劇的状況が続くと言えるでしょう。今は為替の行方も不確定ですし、とても輸出企業が売られ過ぎたのかどうかという判断を下せる時ではありません。判断の出来ないものを買っていてはいつまでも勝てるわけがないのです。今はプロだって売られ過ぎたのか売られ足りないのかを判断することが出来ないのですから、安易に輸出企業に手を出すような事はしない方がいいと言えるのではないでしょうか。

 買うとするならば、生活の原点を見つめなおし、そこから銘柄を選び出していくべきではないでしょうか。

今の相場感覚

 とりあえず言えることは、米は利下げという切り札を無くし、これから先はドル安の材料しか見えないということです。輸出企業はますます苦しく、国民の生活も更に苦しくなっていく事になりそうですが、株式投資に関して言えば暴落相場は終わっていると思いますので、大局を見極めれば利益を出す事は可能であろうと思います。

 例えば、生活の原点は衣食住であるのですが、着るものはあふれておりますので、寒さに凍える事は無いでしょう。何年も前のものを出してくれば一生困らない位の物を持っている人がほとんどではないでしょうか。住も、まあ贅沢言わなければ何とかなるのも事実です。どんなに困ったって実家に転がりこんだりすれば、まだ何とかなりますし、それがかなわないならルームシェアという手もあります。食に関し得ては食べ続けなければ生きていけないわけで、どんなに生活を質素にしたってある程度は必要なものです。

 そこで、今の相場で絶対の存在となるのは食のセクターであろうと考えております。もちろん食と言っても外食関連は質素な生活に値しないので論外となります。後は不祥事をやらかしそうな企業もダメですが、こればかりはちょっとやそっと調査したって分かりませんので、不祥事が出てしまったならば運が悪かったと諦めるほかは無いのですが、とにかく食関連は面白いと言えます。正式な言葉としては無いのですこれを「内食」関連として注目して行きたいと考えております。

 メンバー様にはすでにお伝えしておりますし、個別の銘柄に関しては一般公開しない方向でありますが、特に銘柄を探すのが難しいわけではありません。探すのが面倒だとか、色々な意見を聞きたいという方はメンバーサービスをご利用頂ければと思います。(ちなみに今月は定員枠一杯のため新規募集は終了いたしました。募集再開は1月1日からになります。)

 鉄則は相場が高い時に手を出さないことであるのですが、本当に美味しい株価にある個別銘柄もありますので、そういった銘柄を中心に仕込んで行くのは結構面白いのではないかという感じがしております。波乱はありましたが2281プリマは再度高値圏へと戻ってきました。ほっと一息といった感じなのですが、私の眼は次は8000番台の500円位の株に行っております。信用取り組みが薄いので、もう少し時間が必要かとは思うのですが、かなり安い水準にあると思われます。業績面から考えてもこれ以上売られる可能性は薄いと思いますので、かなり注目してよいのではないでしょうか。

 後はいつもと同じような銘柄ですが、鉄則を守って行動すれば利益が出せないということはないでしょう。昨日も書きましたが、昨日の様な日は全く手を出さず、売れるものは売るという感じであります。ドルの値下がりと共に相場はじり貧の気配ですから、この水準でまともに買い出動してはいけないのです。まあ、底割れはしないと思いますが、とにかく慎重に行動してまいりましょう!

最後にランキングのチェックを ⇒ 

無料メルマガでは限定記事を随時配信しています。

登録後すぐに送られてくる記事は「地獄の3丁目で見つけた答え」です。

よろしければ、登録してみてください。

読者数2万人以上のS氏の相場観の無料メルマガです。