波乱の週!?

 ご存知の方も多いと思うのですが、今年は年末の25日から30日までの間。日経225に採用されている銘柄の内の1株単位銘柄の売買単位を変更するために、十数銘柄が売買停止となります。これにより先物やオプションを現物と合わせてヘッジ取引をしている裁定業者の取引が成り立たなくなります。どのように成り立たなくなるのかは書籍などを見て頂きたいのですが、とにかく年末の4営業日間はいつもの売買が出来ない状態になるのです。

 正直言って今までに体験した事が無い事が起こるわけで、これから起こる出来事が予測しきれないというのが現状であります。常識的に考えればヘッジ取引ができなくなるわけですから、裁定業者はポジションを閉じて行くと思うのですが、全てのポジションを閉じる事が出来るはずもなく、本当にどうなるのだろうかという感じであります。

 なぜにこの話を今するかと言いますと、今月末が絡むのは今週末のSQを終えた来週からの分であり、今週末のSQへ向けてのポジション調整もあるかもしれないという予測からです。何の問題も無く普通に過ぎ去ってくれれば良いのですが、ヘッジ取引の市場への影響度はかなり高いですし、万が一を考えると絶対に無視はできないのです。

 そもそも一株銘柄というものが売買を混乱させるということからそれを修正するために行われるものなのですが、どうせやるなら全ての銘柄の売買単位を変更すべきだと思いますし、そもそも電子化が進んでいる今の証券業界において、株券の売買が4営業日かかるというのもおかしなものです。昔は実際に株券を持って売買したりしておりましたから、その確認のために時間がかかったりしていたのは確かです。また、その4日間を利用した短期売買があったのも事実ですが、今はもうそんな世の中では無いのです。どうせやるなら株券の電子化を済ませて、売買の中四日のルールを即日に変更し、それから即日で売買単位変更とすれば良いのです。一部とは言え日経225採用の銘柄を4日間売買停止などという暴挙が許されるとは思いません。

 今のところ今週末から年末へかけての影響は心配しておりますが、正直言ってどうなるかは分かりません。いずれは一株銘柄なんて無くした方が分かりやすくて良いので、やるべきことではあるのですが、やり方と時期についてはもっと考えるべきなのではないでしょうか。

 しかし、一株銘柄で1000円以下の銘柄はどうするのでしょうね・・・。100株単位なら値段は残りますが、1000株単にしたら1円以下になってしまいますね・・・。


難しい週だが・・・

 今週は225銘柄の一部売買停止絡みの売買が出てきそうな感じもするので、ちょっと先が読みにくい感じではありますが、確実に総売りの相場ではないということは皆様も感じている事ではないでしょうか。総じて弱い相場が続くと思いますし、楽ではないのは確かなのですが、目を向ける場所を間違わなければ十分に稼げる相場であることは確かであろうと思います。

 大きなポイントは円高と原油安であろうと考えております。ユーロやドルに対しての円が上昇して行く事は随分前から指摘してきましたし、皆様もご存じのこととは思うのですが、韓国のウォンが縁に対して急落して高値から半値になっているのと同様にニュージーランドドルとか、オーストラリアドルなんかもこんな感じで急落しているのです。米ドルが売られたと言っても1ドル92円どころであり、他国通貨に比べればそれでもまだまだ余裕の水準なのです。

 こんな状態でありますから、当然輸入品は安く入ってきますし、特に石油製品はそれ自体の暴落と相まって相当安い水準まで売られる事となります。一部地域ではガソリン1リットル当たりが100円を切ったそうですが、まだまだ先は安いと考えてよいでしょう。再度の80円割れがあっても不思議では無いと予測しております。

 1バレル100円を超えたところから行き過ぎを指摘してきたわけですが、その当時は200円にも行くというアナリストが居たりしました。まず行かないとは思っておりましたが、今度は25ドルまで下がるというアナリストが出てきました。200ドルよりは現実的ですが、流石に25ドルはいかがなものでしょうか。行くとしたら買いかな?って感じです。相場というものは常に行き過ぎるものであり、妥当水準よりも行き過ぎてから妥当水準に戻ってくるものです。おそらくは40ドル~60ドル位が妥当な様な感じはしますので、25ドルという行き過ぎた水準を形成してから戻ってくるのかもしれませんね。

 とにかく、円高と同時に原油安であるということは、今の世界経済においてとても有利なことであるのは確かなのです。世界中がサブプライムショックで疲弊している中、苦しいとはいえ、とりあえずは富が残っている国なのです。これを生かした行動をして行けばまだまだ明るい未来はあるはずなのです。

 ただ、政策はどこかでこの円高を修正するための介入を実行してくるはずで、そうなってくるとまた話が変わってしまうのですが、とりあえずはこの円高と原油安を享受できる企業をチェックしてくべきでありましょう。

 そして、いつも同じではありますが、一番大事な注意点としては、高い局面を買わない事であります。レポートは遅くなってしままいましたが、朝寄り直後から30分以内に形成された高値を抜くような動きにはならないと思いますので、特に朝方に上がっていくところで買うような事はしない方が良いと思います。

 後はどの銘柄を選別して行くかだけなのですが、この辺はメンバー向けに詳しく書いていきたいと思います。

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