どこまで耐えられるか

 住宅バブルが崩壊した米国の影響で世界の経済は混沌状態となってしまったのですが、米のバブルは世界中に好景気をもたらしてきたわけで、世界中がバブル崩壊の後遺症を負ったとしてもそれは仕方のない事と言えるでしょう。ただ、その処理を間違うととんでもない悲劇を生みだす結果となってしまいます。既にとんでもない事になってきてはいるのですが、本当に悪くなるのはこれからということを理解しておかないと、ダメージの少なかった日本も瀕死になってしまうことでしょう。先行きをしっかりと予測し、チャンスを逃さない姿勢で相場に対応して行きましょう。

 米政府は金融最大手であるシティを実質国有化とし、近いうちにGMも国有化という方向になっていくことでしょう。追加の景気刺激策や金融安定化策のためにも大量の資金が必要で、その財源は国債の発行という形で賄われて行くことになりますが、その国債を買うのは一体どこの誰だというのでしょうか。当然バフェット氏は買わないでしょうし、ソロス氏も買わないでしょうし、ブッシュ氏も買わないでしょう。おそらくはその大多数を日本が買わなくてはならない羽目になると思うのですが、大量に米国債を買ったとしても今度は金利の低下が起こりますから、当然FFレートも下げなくてはなりませんし、そのままドル安にもつながって行く事でしょう。いずれはこうなる事は既に読んでいたことですし、1ドルが100円台に居るころから95円位までは下げると書いてきましたが、そろそろ95円も厳しくなってきたようです。次は90円台の攻防といった感じになっていくのではないでしょうか。

 さて、日本株は個人の資金やら年金資金で相場つきが変わりつつあると考えておりますが、これから3月ごろまでに出てくる色々な指標や指数は、本当に悲惨な数字のオンパレードということになります。毎週毎週「これでもか!これでもか!」といわんばかりの悲惨な数字が並ぶ事になるでしょう。悪くて当たり前であり、悪いからこそ真剣に対策を打ち出していかなくてはならないのですが、特に日本の政治は悲惨を極めております事から、サブプライムのダメージが少なかったのに必要以上にダメージを負ってしまうことになるかもしれません。

 結局個人や年金は買いに来ているとしても、悪い数字に耐えきれずにジリ貧という結果しかないのかもしれませんが、とりあえず一方通行で下げて行くと言うことはないでしょうから、相場に関してはそんなに悲観するべきではないと思うのですが、上がり出した時に乗り遅れまいと買いに行くとあっという間に塩漬け株が増えて行ってしまいます。この相場で塩漬けを作るということは、物によっては本当に悲惨な状態となってしまいます。何せトレンドがまだ下げ基調なのですから、甘えた投資方針を持っていると大変なことになってしまうかもしれません。株なんかやらなければ良かった・・・そんなことにならないように、常に状況を把握してベストを尽くすようにしたいものです。

半端なので見送り

 先週末に買っていた分は昨日の朝の時点で粗方利食い完了となりました。最近はザラバが弱く引け値で調整してくるような場面も見られるのですが、ザラバの半端な押しでは買う気になれず、昨日の朝に利益確定した後は特に動いておりません。個別では面白そうな話もちらほらと聞こえ始めてはおりますが、どうも買いたいという気が起きないものばかりです。今日もなんとなく弱そうではあるのですが、どうも買いたいという気は起こっておりません。今日はお休みとなりそうな気がしております。明日の夜はNYがお休みですし、今日明日はちょっと動きにくい感じですので、ここは現金ポジションで様子見といった感じではないでしょうか。もしも8000円を割るような局面があるならば打診買いしてみようかとは思いますが、多分今日はこのまま見送りとなりそうです。

 今朝は仕上がり間近のレポートがプログラムの強制終了という形で消失してしまい、レポートの発行時間が遅れた上に内容が半端なものとなってしまいました。ちょっと納得の行っていない形で発行してしまいましたので、明日にでも修正を加えながら改めてレポートしたいと考えております。

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