週末は大荒れ!?

 どうも嫌な雰囲気です。今週末のSQは相当荒れるかもしれません。相変わらずボラが高い状態が続いている事に加え、年末に向けての換金売りの始まるポイントですし、米の経済の痛みようは半端じゃないという認識が広がり始めておりますし、明日の日経平均終値は8000円割れなんていうこともあるかもしれません。

 元々9000円以上は買っておりませんし、突っ込み狙いのスタンスでありましたから特に問題は無いのですが、下がる可能性が高ければ多めに換金しておくべきということになります。基本的には公的が出動してきておりますので、底割れは無いと思いますが、米があまりに下げたりすれば、公的だって買いの手を緩めて安く買おうとするかもしれません。今のところは意地でも下落を止めようという感じではあるのですが、この状況でどう出てくるのかを慎重に観察といった感じでしょうか。

 私の一番力を入れている銘柄は、下落局面でも強い動きをしておりましたから、相場が荒れそうなこの局面は再度動き出すタイミングとなるかもしれません。現在は高値調整の局面ですが、この調整は高値を更新しに行くためのものと認識しております。押してくると不安になったりするかもしれませんが、私は強気で持続方針を取っております。

 総合的に見て今日の全体的な基本方針は見送りです。買うとするならば金曜日の寄り付きか、大引けでしょうか。場合によっては週末まで見送りとなりそうです。その間に個別銘柄が上がってくれればそれでよいという感じですから、今日の内に換金できる分はしっかりと換金し、下落に備えるべきと考えております。

 ただ、有望と思っている銘柄は手放しませんし、もしかしたら波乱も無く、普通の週末なのかもしれません。あくまでも考えられる危機に対する安全策という意味での行動です。これだけ色々な事が起こっているのに、先を見越せるわけがないのです。常にリスクを考え、死なない様な投資術を実行して行きましょう。これだけボラが高ければ普通のことをやっていても死んでしまうことがあるのです。

自動車救済の意味するところ

 オバマ次期大統領は、ブッシュ大統領に対し自動車業界への支援を要請しました。そこまでしないと米の自動車会社は潰れてしまうというところまで追いつめられており、雇用を守るためには仕方がないという決断なのだと思いますが、これは完全に保護主義であり、資本主義経済を破壊する行為だといえるでしょう。自由の国アメリカは、もはや自由では無くなったということになりそうです。

 オバマ氏は自身の支援団体である自動車会社の票をもらっているために、どうしても自動車会社を助けなくてはならないのでしょうけれども、その助け方には大きな問題があると思われます。ここで自動車業界に資金を投じて助けるということは、花粉症の人にティッシュをプレゼントするのと一緒でありましょう。花粉症の治療をしなければいくらティッシュをプレゼントしたって目先しかしのげないのです。

 そもそも問題の根本はサブプライムローンの劣化であり、これが住宅価格の値下がりを生み、それの保障商品のリスクを高め、AIGに代表される保険会社が信用不安を増幅させていることから、世界中の金融機関や投資家が資産の現金化の流れを加速させたのが原因であります。特に世界一の規模を誇るAIGの経営危機が最も影響しているのは確かで、とにかくAIGを何とかしないとどうにもならないというのが現状であります。自動車業界を何とかしようとしても、そもそもの金融混乱を引き起こしているところを治療しなくては全く意味がないのです。オバマ氏も結局票が欲しいだけの動きをし始めたのを見ていると、本当に先行きが暗く感じられて仕方がありません。

 更に大元まで考えて行くと、米国人は住宅を担保にお金を借りて、家財道具や、自動車、クルーザーなどを大量に消費することによって成り立っていた経済が崩壊したので、例え信用不安の拡大を防ぐことに成功したとしても、何度も書いてきておりますが、バブルは崩壊したのですから、決して元の様な状態に戻ることはないのです。

 ただ、放っておけば世界中がバブル崩壊後10年以上も苦しんだ日本の様になってしまう可能性が高く、何としてでもこの悲劇的な状況を止めなくてはならないのです。問題はあまりに大きく、これなら大丈夫という答えなどどこにも見当たりませんが、現状の様な選挙を意識した様な政策しか出てこない様な状態が続くとすると、やはり回復には10年も必要かもしれないという気がしてきます。

 今週はSQでありますが、かなり荒れ模様になるかもしれません。詳しくはメンバーズで。


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