個別で対応

 現在の基本スタンスは、日経平均で9000円より高いところは高値圏と考え、8000円割れで安値圏と考えております。後は日々の材料でその水準を微調整して行くのですが、どう考えても今は高値圏だと思いますので、この水準で買いたいという気は起きません。全体的には押し目が入るのを待つか、カラ売りを狙うかといった感じであります。

 ただ、下値は公的の買いが待っている可能性が高く、荒っぽいのにレンジは狭いという状態になってきている可能性がありますので、なかなか売買のタイミングが取り難くなってきているかもしれませんが、とりあえず9000円以上に値上がりしている様な時は見送りが正解でありましょう。

 現在私がメインで仕込んでいる銘柄は、やっと押し目が入りましたが、その押し目も昨日今日辺りで終わりかもしれません。この程度では押し目とも言えないかも知れませんが、買うならばここかもしれないという様には思っており、まだまだ夢を見続けて良い状況だと思っております。

 そして、絶対に諦めないとしてきた風も良い感じになってきました!どうしてこの銘柄がそんなに良いのですか?という質問も来たりしておりましたが、本当に良い会社なのですよ。安い局面でも諦めずに対応してきましたから、ここまで戻ればもう利益水準です。売りませんけどね・・・。これは、今度こそ大相場になるように思っております。

 そして、銀行だったらこれとしていた8410セブン銀行も5連騰となりました。怖い局面はほとんどありませんでしたが、時間がかかったために手放した方も多かったかもしれませんが、喜びのメールも来ておりますし、とにかく良かったの一言でしょう。また良い銘柄に出合えるといいですね。

 公的の出動によって日本株は下値の安心感が強まって来ておりますので、こういった環境の時に爆発しやすい銘柄を選択しておくことが重要と思います。トヨタが安いとか、キャノンが安いとか、そういうスタンスでの投資も良いですが、結果が出るまで何年もかかる可能性が高いと思います。何年も寝かせる覚悟があるならば良いですが、こんな環境だからこそ上がる銘柄もあるわけで、そういったところに目を向けるのが良いのではないかと思います。

出口の見えない金融安定化策


 米政府は保険大手のAIGに対しての資本注入を15兆円に増加しました。金融安定化が進まず、実体経済も失速し、最初のつなぎ融資だけでは混乱を回避できないということの様ですが、こうなるであろうということは住宅価格が下げ止まっていないことを見れば明らかでありました。

 そもそも基本的な担保である住宅の価格が下げ止まっていないということは、損失が確定できないということであり、値段が決まっていないものに対してどのように資本を注入するのかが問題であります。高く買っても安く買っても問題であるのですが、どこが高くてどこが安いかは今のところは全く分からないことなのです。そして、全く分からないからこそ株価は乱高下しているということになっているのです。

 とりあえず、今のところは日本が失敗したバブル処理を真似しているようにしか見えず、日本に至っては全く同じ失敗を繰り返そうとしております。今打ち出している政策は、「お金をばらまいてあげるから後で消費税を上げさせてね」としか聞こえないのは私だけでしょうか。本人たちはお金をばらまいて選挙に勝てると思っている様ですが、ばらまきの後に残った物は歴史を見れば明らかであり、今やるべきことはそんなことではないということがどうして分からないのでしょうか。というよりも、分かっていても票欲しさなのでしょうか。そろそろ見透かされてもいい頃だと思うのですが・・・。

 話を戻しますが、例えばAIGのCDS(金融保障商品)の残高は40兆円にものぼっており、全てが不良債権ではないかも知れませんが、その全てが不良化する可能性は否定できず、15兆円程度の資本注入で安心感が出るのかという疑問がありますし、CDSを持っているのはAIGだけではないのです。中小は潰れてしまえという政策なら仕方がならこれで良いのかも知れませんが、絶対的にそんな簡単な問題では無いはずなのです。

 更に言えば、年の2割を消費期間であるクリスマスまでの約1ヶ月間のセールは、絶対的に悲劇的な状況となるはずなのです。この程度の策で株価が回復するわけもないといった感じでありましょう。日本のやったようなことではダメということを学び、しっかりとした政策を打ち出して欲しいものです。

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