見送り

 昨日は取材のためにレポートをお休みしてしまい申し訳ございませんでした。ただ、休んでまで取材した価値は十分にありました。直ぐには出せませんが、いずれ皆様のお役にたてる情報となりますので、今後のレポートをお楽しみにして頂ければと思います。

 さて、NYは大幅高というか、今までなら大暴騰という表現をしてもおかしくない位の上昇ですが、こんな上昇も普通と感じてしまう位感覚がマヒしてきている自分を怖く感じたりもしておりますが、こんな乱高下をされても冷静に相場を見ていられるのは、今の相場に合わせた行動をしているからであり、無茶な行動を取っていれば朝から顔が青ざめたりすることを繰り返していることでしょう。実は感覚がマヒしているというよりも、乗りこなしているといった感じなのかもしれません。

 言わずとも分かっていると言われてしまいそうですが、今日の様な上昇を見せられて買いに行っていては勝てません。こんな上昇の後は利食いできるものがあれば利食いし、上げ過ぎたと思ったものは売れば良いのです。例えばどんなところを売るかとなると、私が面白そうと思っているのは8411みずほFGのカラ売りです。

 先日、三菱東京が増資を発表して大暴落し、みずほも連れ安はしたものの、これからみずほ自身んが増資を発表した場合、おそらくはその材料を織り込んでいないと思うのです。1か月以上前の話だったと思うのですが、みずほは自社株買いを発表していたのですが、それを急遽中止としてきております。自社株買いをして増資をしたら、大変なことになってしまいます。まあ、単に思惑ではあるのですが、私はこういう反発局面でうるならみずほのカラ売りが面白いのではないかと思ったりしております。実際に私がそうするかどうかは明かせませんが、興味ある案件であります。

 今、私が一番気になっているのは、何と言ってもあの食品株で、昨日は上昇の反動でやや調整となりましたが、全く問題はないといった感じです。どこかで爆発してくる可能性が高いと思いますので、毎日チェックを欠かせないといった感じです。

 とにかく、今日の様に相場が高い時は絶対に買わないことです。高値を追いかけていては絶対に勝てないということを認識して取引して行きましょう。問題は解決していないのですから、高い時ほど冷静に対応して行くべきでありましょう。

ギャンブル場となった株式市場

 朝起きてNYダウの終値を見てというのが日課ですが、今までは200ドルも動いたらすごいことが起こったという感じでありましたが、今や500ドル以上の値動きは当たり前で、昨夜は889ドルも上昇しておりました。値幅だけを考えたら1か月も2か月もかけて動く値幅であります。1日でこれほどの値動きをされてしまっては、目先張りの投資家は既に死滅しているか、逆に大儲けしているかといったところでしょう。

 昨夜の上昇の要因をニュースから読み取ろうとしましたが、日銀やFRBが利下げをするのではないかという期待感とか、売られ過ぎた反動とか、とにかくこの下げに対する根本的改善の話が材料になっているわけではありませんので、これにて相場が反転するという状態は見えてこないのが現状でありましょう。

 ただ、先日も書いたとおり、目先としては相場は下へ行き過ぎていると感じておりますので、根本解決では無くても過度の不安を解消する材料を出せれれば、底値は確定してもおかしくない状態にあると言えます。そもそもこの世界同時株安の根源である米よりも日本の株の方が下げるというのは、とにかく外資が大量の日本株を持っており、待ったなしの現金化を進めた結果であるのです。

 それに対して米の株が下げないのは、もしかしたら日本に比べて何倍ものカラ売りが入っているために、下げても買い戻す動きが出るために下げの速度が遅いのかもしれません。そうでも考えなくては納得が行かない位日本株が売られており、相場に安心感が戻らない限りは現金化の流れは止まらないと考えてよいでしょう。

 そもそも昨夜の買われた理由の中に、利下げという項目がありましたが、米がこれ以上の利下げをすると、確実にドルが売られる事となります。昨夜は急速にドルが買われて98円台まで進んできましたが、実際に利下げされたら再度90円割れを目指していくような展開になるのではないでしょうか。

 果たしてその流れは本当に問題解決につながっていくのでしょうか。原油価格の下落が後押ししているのでインフレ圧力は確かに低下しておりますが、ここでの利下げに対しては強い疑問を感じております。世界中が揃って利下げなら良いのですが、通貨危機で利上げせざるを得ないところがあるのも事実ですし、かなり難しい問題なのではないでしょうか。

 しかし、株式も凄い値動きですが、為替もとんでもない値動きであります。95円以上はとりあえず行き過ぎであろうと考えておりましたので、95円以上までドルが買われてくることは予測しておりましたが、あっという間に98ドル台まで買われるとは夢にも思いませんでした。株式だけではなく、為替までもがギャンブルになってしまっており、もはや経済活動自体がギャンブルになってしまいそうな勢いです。

 これを止められるのは何度もしつこく書いてきておりますが、政策しかないのです。例えば、長銀が潰れた時にそれ以上の損失が出た場合は政府が保証するという条件を出して、外資が支援して新生銀行として生まれ変わりましたが、今の世界中で起こっている銀行の危機は、この様な思い切った手段無くしては止められないのかもしれません。

 まあ、いずれは底値まで売られて反転するのですが、辛い時期をどれだけ短くできるかは政策次第であります。売られ過ぎだとリップサービスをしたところで誰も動かないということ位分からないのでしょうか。市場が欲しているのは声ではなく行動なのです・・・。

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