おはようございます。

今朝はこの様な記事があり、メンバーから質問を頂きましたので、ここでお答えして行こうと思います。



USGS: テキサス州で史上最大規模の油田を発見・推定原油埋蔵量は200億バレル

http://business.newsln.jp/news/201611181014030000.html

USGSは15日、テキサス州で、米国内で発見されたものとしては史上最大規模の油田を発見したことを発表した。推定埋蔵量は原油が200億バレル、天然ガスが液化換算で16億バレルとなる見通し。

この油田は、テキサス州中西部部にあるパーミアン盆地(Permian Basin)にある「ウルフキャンプ・シェール(Wolfcamp shale)」で発見されたものとなる。

パーミアン盆地は、米国における石油産出の中心となるテキサス州でももっとも豊富な原油埋蔵量を有している地域として知られてきたが、1950~80年代の掘削ブームにより、大方の油田は既に掘り尽くされたものと考えられいた。

今回、USGSが行った調査により、パーミアン盆地にはまだまだ十分な原油が眠っていることが明らかとなったこととなる。

米国では、2013年にノースダコタ州とモンタナ州の州境に存在するバッケン盆地でシェール石油の原油層が発見されたことを契機に、それ以降、シェール石油革命が生じていた。

今回、パーミアン盆地で発見された200億バレルという推定原油埋蔵量は、シェール石油、シェールガス革命と持て囃された石油ガスの埋蔵量の約3倍にも達するもので、市場価値に換算すると9000億ドル(100兆円)にも達する極めて膨大な量となる。



Q.

S氏殿へ

たびたび失礼します。2011年4月からのメンバーです。

テキサス州で史上最大規模の油田を発見というのは、日本にとって原油価格の下落という点でプラスかもしれませんが、原油価格のさらなる下落を招いて、世界経済に悪影響を及ぼすのではないでしょうか?



A.

世界経済への悪影響とは、所謂産油国の資金難であり、消費国にとってはプラスなのですが、産油国は株や債券をたくさん買っていますので、これが売りに出される可能性は十分にあります。

そういう意味では世界経済に対する影響と言いますか、これはマーケットに対する影響と考えるべきであります。

単純に経済だけを見れば、産油国の米であっても消費の伸びが期待できますし、ロシアも産油国でありますが、米同様に基本的にはプラスに働く部分もそれなりにあるのではないかと想像しているところです。

ただ、石油産業しかないサウジ辺りになりますと、経済に直接的な影響が出てくると思いますので、中東は大分厳しくなるだろうな・・・とは思います。

幾ら減産に合意しても、世界中で石油がじゃんじゃん掘られれば、もはや何の意味もありませんからね。

さて、ちょっと複雑なのは日本で、経済的には間違いなくプラスです。

原油安で困る企業などほとんどありません。

原油が下がれば消費は伸びて、景気は間違いなく良くなります。

しかし、問題は株価です。

現在、株は円安を基にどんどん値上がりしており、遂には18000円台に乗ってきました。

しかし、原油安によって日本企業が更に儲かるとなりますと、確実に貿易黒字が拡大しますので、これは円買いにつながるのです。

そうなりますと、円高ドル安の株安につながるのです。

内需がGDPの8割を占める我が国において、原油安がマイナス要素にはなり得ないのですが、為替と株だけには影響が出てしまうのです。

今回の油田発見でどれほどの影響が出てくるかは分かりませんが、一つの警戒要因である事に変わりはないかと思うところです。

ところで、原油安でもう一つメリットがありますね。

それは、ロシアとの北方領土返還問題です。

米次期大統領であるトランプ氏は、ロシアと融和的であり、北方四島返還を急ぐ必要はないのではないか?

そんな空気がロシア側にある様にも見えますが、更に原油が安くなればそんな事を言ってられませんからね・・・。

という訳で、原油が安くなれば、北方領土返還に期待は高まると思うところです。

ちなみにですが、私は少々不安を感じてしまいましたので、北方領土返還を基にした所謂ロシア関連株として9355リンコーコーポレーションを推奨していたのですが、本日寄りで利食い方針と改めました。

短期でここまで利益を取れば十分であり、後はくれてやっても良いと判断しました。

期待できる銘柄はまだまだありますし、こだわる必要はないでしょう。

次は、あれかな?これかな?と検討しているところですが、これだ!と思うところに至ればレポートして行きたいと考えているところです。

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