国内機関投資家は年度末決算を前に売るものを売って、年度を超えるまでは殆ど動いてきません。

動いてこないというよりも、動けないと言いますか、動いてはいけない状態であり、それがこの商いの薄さに表れている状態です。

動きの悪さを北朝鮮のせいにしたり、政治のせいにしたりもできますが、単に物理的問題で、特別問題はないだろうと思っているところです。

ただ、少し気になっていたのは、買ってくると予想していた外資が意外と動いてきていない点です。

理由は、メジャーSQ、FOMC、米雇用統計、オランダの選挙など、本当に重要な材料が多く控えている中でありますので、これはもう仕方がないかなと思うところではあるのですが、それにしてもちょっと鈍いかなと。

まあ、結局は買ってくると思いますし、こうした軟調な相場で痺れを切らすと、大抵よくない事が起こりますので、こんな相場こそ信念を持って行動して行くべきでしょう。

とりあえず、市場関係者の雰囲気としては、強気も弱気も混在しており、非常に良い状態であると言えます。

一番良くないのは、何といっても全員が強気の時で、これ程怖い事はありません。

また、一番良いのはこの逆で、全員が弱気の時ですね。

まあ、値位置であるとか、環境にもよるところでありますが、とにかくこの足元での強気弱気の混在は良い状態だと思っているところです。

さて、三越伊勢丹の社長が交代となりましたね。

現社長は売上減の引責という事だと思いますが、中国人による爆買い需要を取り込もうとして失敗したことが背景の様です。

爆買いが騒がれる中、こんなものは中国の政策一つであっという間になくなるし、期待する様なものではないとレポートしましたが、結局はその通りになってしまいました。




単純に中国の景気が良くて、買われているという事であるならば、それはそれで良いとも思いましたが、そういう訳ではなかったですからね。

みんなが爆買い目当てで設備投資をして、負けじと自分も投資・・・。

株もそうですが、皆がやっている事を後から追いかけても上手く行くはずがないのです。

うらやましく見えても、騰がって行った銘柄は見送って、次の流れを掴む努力をする。

企業経営というものも、株式投資というものも、基本的なところは同じだと思うところであり、動く時は慎重に行動して行かなくてはならないと思うところです。

また、引き際でありますが、買うときは慎重に行動しつつも、まずいと判断すれば一気に売却であるとか、未だありそうとなれば一部利食いなどという手法もあります。

設備投資の場合は直ぐに換金できませんから、難しいと言えば難しいと思うところですが、その分出る時に株よりも慎重に先を読むべきと思うところです。

しかし、あの爆買い騒ぎですが、なぜあれを取り込もうと皆躍起だったのでしょう・・・どう考えても続かないと思いましたけどね。

上手くやれば利益にはなったでしょうけれども、過剰投資で傷ついたのは三越伊勢丹だけでは無いはずですし、またこうしたニュースも出て来るのかなと思いながら見ているところでした。

なんだかちょっと暗いニュースですが、こんなことを経過しながら相場は育って行くというものです。

見込みのある銘柄は、引き続き買いですし、引き続き期待大でこの相場を見て行って頂ければと思います。

では、またお会い致しましょう。

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